飯島寛騎、ピアノ未経験から2か月で「アメイジング・グレイス」演奏

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6月19日(土)からHuluで全話一挙独占配信される、浅川梨奈飯島寛騎がW主演を務める『悪魔とラブソング』(全8話)。このほど、配信に先駆け、悪魔のような転校生の可愛マリア(浅川)に惹かれる同級生・目黒伸役の飯島に焦点を当てたメイキング映像が到着した。

集英社の少女マンガ誌「マーガレット」とHuluがタッグを組み、不朽のマーガレット作品を継続的に連続ドラマ化&Huluにて独占配信される珠玉の恋愛ドラマシリーズ「マーガレット Love Stories」。

一見クールで他人に興味がないのに、困っている人を見ると放っておけない性格の目黒。実は著名な指揮者を父に持つ音楽一家出身だが、幼い頃のトラウマからピアノにコンプレックスを抱えているという役柄だ。

ドラマでは、“歌だけが僕らをつなげる”のキャッチコピーの通り、歌や音楽が物語を動かすキーとなっており、目黒のピアノもその大切な一つ。音楽室で初めて彼の演奏を聴いたマリアは「お前のピアノで歌いたい」と真っ直ぐな視線を向け、目黒の心に一歩踏み込んでいく。このことをきっかけに、目黒が隠していた傷が徐々に明らかになっていき、マリアや友人らに対する関わり方も変化していく重要なシーンだ。歌で思いを表現するマリアと同じように、無口で感情をあまり表に出さない目黒にとっても、ピアノは自身を表現するアイテムになっている。

全くのピアノ初心者だった飯島は、マリア役の浅川と同じく、撮影の2か月前からレッスンを開始。ピアノ未経験からたった2か月で「アメイジング・グレイス」を弾けるようになり、浅川やキャスト陣を驚かせた。「なんとかできるようになった」と語る飯島は、撮影現場でもピアノの練習を欠かさず、難しいパートに何度もチャレンジする姿が垣間見えた。演奏をしていると、浅川をはじめとするキャストが集まってくる場面も。初めてピアノに挑戦したことについて「楽しかった」と笑顔を見せている。

さらに、ただ演奏するだけでなく「アーティストとしての気持ち」についても指導を受けたと言う飯島。ドラマ終盤では目黒はあることがきっかけでピアノのコンクールに挑むことになるのだが、飯島が演じるその姿は、才能あふれる若手ピアニストさながら。繊細ながらも力強い、エモーショナルな演奏シーンに、ぐっと引き込まれること間違いなし。「音楽性を追求していった」と語る飯島の思いがあふれる、美しいピアノの演奏にも注目だ。

また本作の配信を記念し、撮影時に飯島のピアノ演奏の指導にあたった音楽家が所属する一般社団法人全日本ピアノ指導者協会(ピティナ)では、現在『悪魔とラブソング』の作品内で演奏されるピアノ曲の解説と演奏動画を紹介した特設サイトを公開中。美しい音楽で彩られる本作の魅力を、一層感じられる内容となっている。

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