がん克服のワッキー、復帰後初のロケに感動の声「涙腺崩壊」

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ワッキーペナルティ)が、4月27日放送の『千鳥の相席食堂』(ABCテレビ、毎週火曜23:17〜 ※関西ローカル)に出演。ガンからの復帰後初となるロケで、カヤック体験やちびっこサッカーを楽しむ様子に、SNS上では「泣いてしまった」「涙腺崩壊」と感動の声が上がった。

「春の再出発SP」と銘打たれた今回は、ワッキーと、今年3月でザブングルを解散し、ピン芸人として再スタートを切った加藤歩が登場。ワッキーは鳥取県岩美町を、加藤は宮城県気仙沼市を訪れた。

マーメイド姿で砂浜に登場したワッキーは、「千鳥の看板にキズをつけないように、どんどん顔芸をやっていきたいと思います」と、のっけから絶好調。「イェイ、イェイ」と眉を小刻みに動かす様子にノブ(千鳥)が「野口五郎さんだ。いいね〜」と反応する。その後ワッキーは、地元の道の駅を訪問。活きた松葉ガニの水槽の前で唐突にカニのモノマネを披露し、案内した駅長を困惑させる。

道の駅の職員に地元産のビールをすすめられるワッキー。ガン治療の影響で飲むことはできないものの、「飲んだ気持ちになってやってみてもいいですか」とビールを飲み干すジェスチャーをし、「プハー!」と寄り目で酔っぱらい顔を披露。大悟(千鳥)はその様子に志村けんさんの面影を重ね合わせ、「若志村やん」とツッコむ。

続いてワッキーは、たこ焼きのタコ代わりにあご(トビウオ)のすり身を使った「あご天」を堪能。アツアツを口に入れて本気で悶絶しつつ、お尻をクネクネさせながら「おいし〜り」とダジャレで美味しさを表現する。ワッキーに志村さんを見出していた千鳥は、一転「ごめん、ワッキーやったわ」と前言を撤回。ノブにいたっては「尻ギャグの中で最下位かもな」と言い放つ。

その後は街の食堂を訪れ、希少な地元産エビ「もさえび」の料理を堪能。一口ごとに全力の顔芸で美味しさを表現していると、店員が「病気になって、人生観とか変わられたことってありますか?」と質問。ワッキーは一転真面目な表情になり、「もっと人に優しくしなきゃダメなんじゃないかなって思うようになったかな」と語りはじめる。

「最初にガンだと言われたときは本当にビックリしてね」とワッキー。「本当にガンという響きが強烈すぎて。死を意識すると言うか。医者に宣告されてから、僕は1か月くらい嫁に言えなかったですね」と語る。「子供とキャッキャ遊んでても『パパもしかしたら死ぬかもしれないのにな』って思いながら遊ぶんですよね。あの時はちょっと辛かったですね」とワッキー。場がしんみりとした空気に包まれるなか、「食欲がなくなってきちゃった」とつぶやき、なんとか笑いでオチをつける。

ロケの最後は、地元のサッカー少年たちとミニサッカーで交流。久しぶりに思い切り運動を楽しんだワッキーだったが、一瞬見せたある表情をカメラは捉えていて……。

SNS上では、「加藤さんもワッキーさんも面白い」「泣いてしまった」「涙腺崩壊」といった声が上がっていた。

次回5月4日の放送では「千鳥を知り尽くす男たち」と題して、哲夫笑い飯)と徳井健太平成ノブシコブシ)が登場する。

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