声優・梶裕貴がお笑い芸人を好演!“相方”小久保寿人とのやり取りに「2人のコンビ最高」の声

公開: 更新:

町田啓太が連続ドラマ初主演を務めるドラマ特区『西荻窪 三ツ星洋酒堂』(MBS、毎週木曜24:59~ほか)の第4話が、3月4日に放送された。今回は、ゲスト出演者として小久保寿人と声優の梶裕貴が登場。一組のお笑いコンビにまつわるストーリーが繰り広げられた(以下、ネタバレが含まれます)。

「ミステリーボニータ」(秋田書店)で連載中の浅井西によるマンガをドラマ化。東京・西荻窪の片隅にひっそりと佇むバー“三ツ星洋酒堂”を舞台に、町田演じる美しいバーテンダー・雨宮涼一朗、シェフ・中内智(藤原季節)、オーナー・小林直樹(森崎ウィン)が、悩みを抱える客に、カクテルや料理を通して勇気や希望を与えていく。

雨宮(町田啓太)、中内(藤原季節)
雨宮(町田啓太)、中内(藤原季節)

お笑い芸人の原田晃(小久保)は工事現場でのバイト中に、元相方の西寛次(梶)と再会。お笑いの道を諦めて脚本家として成功した西の姿に、原田は複雑な思いを抱いていた。原田は、西が脚本を務める新作映画のチケットを渡されるが、クシャクシャに握りつぶしてしまう。思い出すのは、コンビだった頃に「いつか思い切り、つぶ貝と高級ビールを飲めるようになろうぜ」と誓った夢のこと。

原田晃(小久保寿人)
原田晃(小久保寿人)

原田は、ふと立ち寄った三ツ星洋酒堂で、雨宮にコンビ解散のいきさつを話す。西は父親がくも膜下出血で倒れたことをきっかけに芸人を辞めることを決意。知り合いのプロデューサーから「脚本を書いてみないか」と誘われており、「もしかしたら、俺がやりたいのは、お笑いだけじゃなくて、ただ人を楽しませることだったのかもしれない」と原田に告げていた。コンビ結成15年目を前に解散した2人は、そこから別々の道を歩むことになる。

「辛い選択ですね。お二人どちらにとっても」と原田に寄り添う雨宮。そして、原田は西の好物だったつぶ貝の缶詰とビールをオーダーし、自身をつぶ貝に例えて「つぶ貝にはビールが一番。ビールを失ったつぶ貝はどうしたらいいんでしょうね」と力なく笑う。

雨宮(町田啓太)、小林(森崎ウィン)
雨宮(町田啓太)、小林(森崎ウィン)

そんな原田に「一人で生きていくしかねーだろ。ビールとつぶ貝、抱き合わせで生まれてきたのか? 違うだろ」と投げかける小林。一方、中内はつぶ貝の残り汁を使ったリゾットをそっと差し出し、雨宮の「第二の人生ですね」という言葉に続けて、「それをただの残り汁と見るか、新たな可能性をみて、生かす方法を考えるか」とメッセージを送るのだった。

インターネット上では感動ストーリーはもちろん、小久保と梶の熱演にも反響のコメントが続々。「4話はまたもや泣けるやつで、小久保寿人さんが素晴らしかったな~」「梶さんほんと演技上手だった……純粋に素敵なお話だった……」「梶さん演技上手いな。そして小久保さんすごかった」「梶くんよかったよぉー。小久保さんの演技にもめちゃくちゃ引き込まれた……2人のコンビ最高」などの声があがっていた。

次回第5話は3月11日に放送。売れないミュージシャンの神田幸平(前原滉)が恋人の崎本里奈(堀田茜)を連れて三ツ星洋酒堂にやってくる。

画像ギャラリー

PICK UP