“東西レジェンド”レポーターの鮮やかなロケテクニックに感動「雑に流し見していいもんじゃない」の声

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千鳥ノブ大悟)がMCを務める『千鳥の相席食堂』(ABCテレビ、毎週火曜23:17~※関西ローカル)。3月2日の放送は「東西ロケレジェンド相席」と題し、ヨネスケタージンが登場。「奥義」をふんだんに盛り込んだ二人の鮮やかなロケテクニックに「ちょっと待てぃボタン」が45回も押される異例の事態となった。

関西では知らない人のいない“西のレジェンド”タージンが向かったのは、四国随一の温泉街・道後温泉のある愛媛県松山市。画面の下からスキンヘッド姿で自らせり上がりながらの登場に、ノブは立ち上がって「タージンさんだ!」と大興奮する。

「タージンです! タージンです!」と自身の名前を連呼しながら「どうぞごひいきにお願いします!」と画面いっぱいにアピールするタージン。勢いよく画面からフレームアウトしたかと思うと、カットの声と同時に感極まった表情を浮かべる。「泣いてた? 使徒倒したあとの綾波レイみたいな顔してたよ」と困惑するノブに、「できすぎる自分が悲しいんかもしれん」と大悟。「ワシらにはわからん域やな」と頭に手をやりながらつぶやく。

その後、タージンは通りを歩きながら、「リポーター5か条」として「言葉よりも目で訴える」「紹介する商品は目線の高さまで上げる」など、これまでのレポーター人生で大事にしてきたポイントを披露。最後に「一番大事なのは、カットされないよう編集しやすくする」とオチを付け、歩数ピッタリに取材先の店舗前へ到着。その鮮やかすぎる進行に千鳥の二人は思わず「うまぁ!」と飛び上がって絶叫する。

さらにタージンは、熱々の鯛めしが入った鍋のフタを重たそうに開け閉めしながら中身への想像をかきたて、その後のインサート映像へ接続しやすいように誘導。大悟はそのテクニックを「どんだけ見たなった? 釜飯のなか。な?」と絶賛し、「あんなん、(他のレポーター)全員はバッて開いてたよ」と指摘し、「(自分も真似)しよ」とつぶやく。

ロケ中、本来であればナレーションで補足するような情報を、すべてタージンは自らコメント。かと思えば、地元のみかんをふんだんに使ったジュースを味わう際にはあえてコメントを控え、オーバーな表情とともに「うまっあ〜い」と深いため息で表現。その官能的な様子にノブは「ロケ抱いてるよな」と感心する。

『突撃!となりの晩ごはん』(日本テレビ系)でのレポートで名を馳せた“東のレジェンド”ヨネスケは、トレードマークのしゃもじを片手に新潟県越後湯沢を訪問。ロケバスに乗り込むやいなや駅弁のイクラを夢中で頬張るが、途中で1個が口からポロリ。「下手やん!」と突っ込むノブに、大悟が「バカか! あんなとこ、1個こぼれたほうがかわいいやん」「あんなんパクっと全部食べたら怖いもん」と突っ込み返す。

その後、街中のラーメン店を訪れたヨネスケは店内のお客さんに次々と話しかけ、トレーラーの運転手だというひとりの男性客にロックオン。結婚歴にいたるまで詳細なプロフィールを聞き出したかと思うと、そのまま男性が運転するトレーラーを訪問。風景や商品を取り上げることに注力するタージンとは対象的に、人とのふれあいに終始時間を割いていく。

ロケの東西レジェンドが繰り広げる鮮やかなレポートに、インターネット上では「3〜4分のリポート映像って雑に流し見していいもんじゃないな めちゃくちゃテクニックあるんやな」「千鳥曰く『ロケを抱く男』は言い得て妙」と、感心の声が相次いだ。

次回3月9日は、今週に引き続きヨネスケとタージンのロケ後半が放送される。

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