吉村界人演じる元エキストラの若手俳優が暴走!?「滑稽になってしまった人間らしい姿を見て」『エ・キ・ス・ト・ラ!!!』第8話

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3月5日に放送されるドラマ『エ・キ・ス・ト・ラ!!!』(カンテレ、毎週木曜24:55~※関西ローカル、この日は24:56~)の第8話は、吉村界人演じる“元”エキストラの若手俳優・高城蓮が主役の物語となる。

ドラマの中に空気のように存在するエキストラ。同作はそんな彼ら彼女らにスポットライトをあてた異色のオムニバスドラマ。ドラマ内で描かれる恋愛ドラマ『猟奇的な君を宇宙の果てまで追いかける』の主役を、個性的な魅力で存在感を放つ若手俳優の吉村が演じ、『劇場版コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』で注目を浴びた山谷花純がヒロインを演じる。そして、エキストラやスタッフに振り回されながらも日々奮闘する助監督役に水上京香、事なかれ主義の監督役に芹澤興人、関西弁炸裂の番組プロデューサー役は中林大樹が演じる。

吉村が演じる蓮は、劇中劇の主演俳優として、別れ話に始まり、怪獣(?)に追われたり、10億円の謎を追い求めたり、ゾンビに襲われたりと、第1話から第7話まで、これまでさまざまな芝居を重ねてきた。第8話では、そんな主演ドラマが打ち切りの危機になり、視聴率アップを狙った独自のテコ入れ策で大暴走してしまう……というストーリーになっている。

長いエキストラ時代を経て、ようやくゴールデン帯のドラマで主演を務められる俳優になったという蓮の役どころについて吉村は、「お芝居の仕事をやっている中で、少なからず高城蓮に羨望の眼差しもある」と言い、また「今を一喜一憂しながら踏ん張ろうとしている姿を演じるということはとても不思議で面白い感覚でした」と振り返った。そして「(蓮は)自分の主観的な目線を信じ切っていつも現場に来ていると感じたので、演じる自分自身も本気で主観で生きている時間を多くしようと心がけました」と演じるうえでのこだわりを語った。

また、蓮の魅力について「すべて真剣に生きているゆえの滑稽すぎているところ」と言う吉村は「本気の人って僕は好きなんです」と、蓮役についての愛情も深い。最後に見どころについて「滑稽を演じてるのではなくて、本気で演じてみた結果、滑稽になってしまった人間らしい姿を見てほしい」とアピールした。

<第8話あらすじ>
ドラマ『猟奇的な君を宇宙の果てまで追いかける』の主演俳優・高城蓮(吉村)は焦っていた。長い不遇の時代を経て、ようやく勝ち取った人気俳優の座。並々ならぬ意気込みで臨んだ連続ドラマにもかかわらず、思うような結果がついてこない。このままでは打ち切りの可能性もあり、居ても立ってもいられない蓮は、SNSをチェックして集めたファンの反応をもとに、視聴率アップを狙ったテコ入れ策を提案。ストーリー展開にはまったく必要がないばかりか、かえって演出の邪魔になるサングラスを無理やりかけるなど暴走を始める。

しかし、機嫌を損ねたくないスタッフたちは蓮に意見できず、現場に漂うモヤモヤ感は高まるばかり。そんななか、今をときめく6歳の天才子役・貴島聖良(苑美)が撮影に参加。蓮はまたも独自の演出をねじ込むが、撮影がストップしてしまい……。

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