Zeebraの娘が自作ラップを披露!逸材続出の「Nizi Project」オーディションが“レベチ”と話題

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Zeebraの娘・横井里茉
Zeebraの娘・横井里茉

TWICEStray Kids2PMなど、数々の人気グループを輩出したJYPエンターテインメントと、ソニーミュージックによる日韓初の合同ガールズグループプロジェクト「Nizi Project」が始動。Huluでは、JYPの代表であり、K-POPブームの仕掛け人でもあるプロデューサーのパク・ジニョン主導のもと、全10都市で行われたグローバルオーディションや、過酷な合宿トレーニングの模様などが配信されている。

第1話の冒頭で、パク・ジニョンが「JYPのカラーは維持しつつ、一段階アップグレードさせたガールズグループを作ろうと思っています」と宣言。東京や大阪、名古屋など、日本の8都市と、アメリカの2都市で、人材発掘のための大規模な地域オーディションを開催することが発表された。

さらに、地域オーディションに合格した参加者は、東京で行われる4泊5日の合宿トレーニングに参加。そこでの審査を経て、韓国でデビューに向けたレッスンを受ける最終メンバーが選ばれる。

パク・ジニョンは、「自分自身をとても自由に、ナチュラルに、言葉、歌、ダンスで表現できる人材を選びたい」と選考基準を語り、合格者には4つの三角形の枠からなる「Niziペンダント」を渡すと説明。4つの三角形はそれぞれダンス、歌、スター性、人柄を表しており、合宿トレーニング中に行われる「パフォーマンス発表」でキューブを集め、ペンダントを全て埋めることができた者から、“韓国行き”が確定するという。

地域オーディションでは、期待と不安を胸に、多くの参加者たちがオーディション会場に来場。1次、2次オーディションに合格した参加者は、パク・ジニョンが直接審査を行う最終オーディションへと進むことになる。

最終オーディションの課題は歌とダンス。緊張からか実力を出しきれない参加者もいる中で、仙台のオーディションでは、パク・ジニョンに「ここまでの驚くべき才能はなかなか見られない」と言わしめた参加者が登場。アメリカ・ワシントン州出身で、14歳のヒルマン・ニナは安定的した歌声と、エネルギッシュなダンスで会場を魅了。パク・ジニョンも「1日かけてもっと細かくアドバイスしてあげられるけど、でも、あなたはもうすでにスターです」と絶賛し、特に「キャラクターがそのまま現れているところが素晴らしい」と褒め称えた。

一方で、歌やダンスはまだまだだが、笑顔の愛らしさや将来への期待値で合格を勝ち取る参加者も。パク・ジニョンからは「歌もダンスもテクニックは二の次」「短所がないことより、一つでも長所があることが大事」「見えるところよりも、見えないところがはるかに大切」など、ガールズグループのメンバーを目指す上で重要なアドバイスが次々と飛び出した。

大阪では、15歳の丸谷彩音が卓越したリズム感でフリーダンスを披露。パク・ジニョンは「歌やダンスをするときに、必ず自分が最高だと思うべきです。見る人が没頭できません」と前置きした上で、「完璧に没頭できました。リズムで遊んでいる感じがしました。今まで見た人の中で最高だと思います」と賛辞を送った。

さらに、計5日間に渡って行われた東京での地域オーディションでは、JYP所属の練習生たちも参加。その中の一人、横井里茉は、父にヒップホップMCのZeebra、母にモデルの中林美和を持つサラブレッド。英語や韓国語を流暢に話し、自作のラップで自己を表現してみせるが、パク・ジニョンには「何かを証明しなければならない人のようです」と不安を抱えた気持ちを見抜かれてしまう。

横井は戸惑いながらも「親は芸能人だけど、だからと言って私がすごいわけではない。自分の力で私ができることを見せたい」と吐露。そんな彼女に対して、パク・ジニョンは「肩の力を抜いてほしい。音楽にもっと身を任せられるように。君はすでに特別な子だ」と優しい言葉をかけるのだった。

他にも、「自信と余裕があって、驚くべき才能を持っている」「ガールズグループになるために生まれてきた子」「明るいんだけど軽くない。その両方を持っている」など、称賛のコメントと共に、多くの才能あふれる少女たちを見出していくパク・ジニョン。

地域オーディションの見どころは、なんといってもこの名プロデューサーの審美眼と洞察力とコメント力で、参加者の長所と短所を瞬時に見抜き、的確な言葉で相手に伝える力はさすがの一言。そんなパク・ジニョンから合格を言い渡された瞬間、涙を流して喜ぶ参加者たちにも注目だ。

こうして、最終的に26名が合格。第3話からは、いよいよ東京のスタジオを舞台に、4泊5日の合宿トレーニングがスタートする。

オーディションでは笑顔を見せることも多かったパク・ジニョンだが、合宿では参加者の苦手な部分を容赦なく指摘。ダンスを得意としていた参加者に対しては、「スピードが早くていい。動作の裏に感情を込めている」と良いところを褒めながらも、「線が全然キレイじゃない」「関節を大きく使うという意味がわかっていない」「動作が全部小さい」と弱点を次々と看破し、プロデューサーとしての厳しさを示していた。

果たして、26名の中から誰が“韓国行き”の切符を勝ち取るのか。第4話以降も、スターを夢見る少女たちの過酷なサバイバルが繰り広げられる。

SNS上では、逸材続出のオーディションの様子を視聴したユーザーから、「自分で作った(ダンスの)振り凄いかっこよかった」「皆スタイル良くて語学堪能で可愛くて謙虚でたまんない」「レベチで凄い!」(レベルが違うの略)といった意見が多数あがっていた。

「Nizi Project」の公式HPでは、TWICEの応援コメントも配信。番組PRの他、サナとモモが最終ステージの審査員として参加することや、プロジェクトの後半戦となる韓国合宿や最終審査の模様が4月から日本テレビでも放送されることなどが明かされた。

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