小関裕太「ドアをドンドン…」心霊よりも怖い体験披露!主演ドラマ『死亡フラグが立ちました!』スタート

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小関裕太が主演するドラマ『死亡フラグが立ちました!』(カンテレ、毎週木曜24:25~ほか)が、10月24日からスタートする。初回放送を前に、大阪のカンテレ本社で小関の記者会見が行われた。

本作は、動画配信サービスU-NEXTとカンテレがタッグを組み、宝島社「このミステリーがすごい!」大賞の関連作品をドラマ化するシリーズの第3弾で、七尾与史の「死亡フラグが立ちました!」(宝島社刊)が原作。小関演じる主人公・フリーライターの陣内トオルは、雑誌の編集長から「死神」と呼ばれる殺し屋の正体を暴くことを命じられ、塚地武雅ドランクドラゴン)演じる、東大卒の天才投資家・本宮や、寺脇康文演じるヤクザ・松重らとともに「死神」の正体に迫るドタバタコメディミステリー。

初めての単独連ドラ主演となる小関は「実は、初めての連ドラ単独主演をさせていただくことに気付いたのが、撮影最終日でした。とにかく楽しかったからそう感じたんだと思います。クランクアップ時に、お世話になったスタッフの方々に向けてコメントをする際、こんなに分厚い台本を短期間で覚えたことあったかな、自分よくがんばったな、など色々思い出していく中で、“あ、そういえば連続ドラマは(単独)初主演だ! だからセリフ多かったんだ”って気付きました(笑)。いい意味でプレッシャーは無く、とにかくコメディで、相方は塚地さんで楽しそうだなと。2019年の夏をこのドラマだけに捧げるつもりでやっていたので、夏を満喫しきって、熱い夏を過ごしました」と楽しみながら撮影を乗り切った様子。

また、夏の撮影は暑さとの戦いだったようで「真夏の暑い日に、外で撮影がありました。全力ダッシュで逃げるというシーンで、長回しで結構な距離を走ったんです。ドラマのシーンで使われているのはちょっとだと思いますが、実際は全力ダッシュの長時間の撮影だったので 200~300m走った時に“全然大丈夫です”と言いながらフラッと崩れ落ちそうになりました」と過酷なロケを振り返った。

今回、共演した塚地の印象を聞かれると「最初、他局ドラマで石原さとみさんに“次は何やるの?”と聞かれたときに“塚地さんとのコメディで僕はイケてないルポライター役で、一方塚地さんはかわるがわる女性をはべらせるモテモテ男で、1日に数百億動かす敏腕トレーダーで、かつ喧嘩も強く運動神経もよいイケてる役なんです”と答えると、石原さんは“塚地さんは本当に素晴らしいお芝居をされるからぜひ楽しみにしといて”とおっしゃいました。“素晴らしい演技、素晴らしいお芝居”というワードに、もしかしたら厳格な方なのかなと緊張していたのですが、実際お会いしてみると、テレビで拝見するとおりのすごく優しい人でした。関西の方なので関西パワーを頂きながら、よいスタートが切れました。とにかくご一緒させていただいて楽しかったです」とコメント。

小関の役どころが都市伝説を特集している雑誌のライターであることにちなみ、自身に “都市伝説”になるような経験があるかと聞かれると「あります!(笑)」と即答。「怖い話なんですけど、仕事であるホテルに泊まったことがあって。そのホテルの7階の一番奥の角部屋がヤバいって言われていて、そこにビビりの友達と一緒に泊まることになったんです。聖書があったので、無駄に読んだり、入り口でお祈りしたり、お互いビビりなので脅かしあいながら、夜を迎えて寝てたんですね。その部屋に出るっていう霊は、まずドアをドンドンして、ドアの下からびよーんって出てくると聞いていたんです。そしたら、真っ暗な中ドアをドンドンされて“どうしよう”と思って固まったんですけど。声が聞こえて“起きろー! 起きろー!”って。携帯見たら、朝の6時で“うわ! 寝過ごしてる!”っていう(笑)。起こしに来たスタッフさんがノックする音だったんです。心霊よりも怖い体験をしました(笑)」とオチ付きの怖い話を披露し、会場の笑いを誘った。

最後に「ちょうど会社から帰って疲れてる方だったり、学生さんだったり、寝る直前の方だったり、疲れた気持ちをガハハと笑っていただいて寝ていただけるような、確実に笑えるコメディ作品なので、笑いたい方に見ていただきたいなと思う作品です!」とドラマの見どころを語った。

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