西島秀俊が名探偵ピカチュウ役!竹内涼真らとハリウッド版『ピカチュウ』初日舞台あいさつに出席

公開: 更新:

ハリウッドで初の実写映画化された『名探偵ピカチュウ』(公開中)の初日舞台あいさつが3日、都内にて行われ、これまで謎とされていた名探偵ピカチュウの吹き替え声優が、西島秀俊であることが発表。本人がサプライズで登壇し、竹内涼真飯豊まりえらとにこやかにアフレコ収録などを振り返った。

本作は、見た目は可愛いのに中身は“オッサン”な名探偵・ピカチュウの活躍が描かれており、ライアン・レイノルズ(名探偵ピカチュウ)、ジャスティス・スミス(ティム)、キャスリン・ニュートン(ルーシー)、渡辺謙ら豪華キャストが出演している。日本語吹き替え版として、主人公の青年ティム役を竹内が、ヒロインのルーシー役を飯豊が担当。この日は西島、竹内、飯豊がそろってピカチュウの耳がついた探偵帽を着用するなどしてイベントを盛り上げた。

竹内は、幼少期からピカチュウの大ファンだったといい、「小学校時代、周りもみんなゲームボーイのカセットを持っていて、攻略本を買って遊んでいたんです。僕もポケモンがずっと好きで見てきたので、ハリウッドで実写化されてうれしい」と感慨深げ。本作にカメオ出演もしており、ロンドンでの撮影を回顧すると、「1月2日にロンドンに行って弾丸撮影です。グリーンバックで撮影したんですけど、すごく緊張しながらアニマルボールを投げました。楽しかったです」とにっこり。

「実写にかけるハリウッドの情熱はすごい」と現地のスタッフに感心したという竹内は、「なんか言われたら“yeah”って。“yes”だと英語初心者みたいになってしまうので……」と現地のスタッフに打ち解けるために工夫もしたという。竹内は、同作の「ワールドプレミアも今回歩せてもらいました」と続け、「キャストの皆さんとも話して、ハリウッドで活躍をされている方の立ち振る舞いを見て、自分の感覚だけでは狭いなって。もっといろんなところで活躍したいと思いました」と世界進出を匂わせる発言も。飯豊も同じくワールドプレミアに参加。「キャスリン・ニュートンと連絡先を交換させてもらったんです。パワフルでした」と振り返った。

今回、ピカチュウ役を務めた西島は、「話をもらった時は本当にプレッシャーでした。必死で(ピカチュウ語を)一生懸命やらせていただいたという感じです。今も緊張しています(笑)」とコメント。竹内がこれに加え、「アフレコは一緒に声を入れることはできなかったんですけど、僕の後が西島さんといった具合に、みんな入れ替わりで進めていく感じでした。大変な作業でしたけど、映画を観た後にちゃんと(西島さんと)バディになっていて感動しました」と嬉しそうに回顧していた。

PICK UP