「K-1 JAPAN GROUP」が開催した「K-1 WORLD GP」「Krush」「KHAOS」の3つのプロ大会と、「K-1アマチュア」大会のすべての出場選手、全試合を対象に受賞選手を決定する「K-1 AWARDS（アウォーズ）2018」の表彰式が1日、都内で行われ、「ベストカップル賞」を卜部弘嵩、高橋ユウ夫妻が授賞した。
この日はK-1史上初の3階級制覇の武尊選手をはじめ、2018年のK-1を盛り上げた60名以上の選手が出席。K-1公式サポーターを務める関根勤やスペシャルサポーターである元K-1ファイターの魔裟斗、人気モデルの久松郁実も登壇。またプレゼンターとして和牛、ガリットチュウの福島善成、プロレスラーの武藤敬司、亀田興毅、ちぃたん☆、SHIBUYA♡HACHIらも駆けつけて会場を盛り上げた。
ユウが仕事のため、授賞時に間に合わず、壇上には代わりに姉の高橋メアリージュンが登壇したが、メアリージュンは「妹じゃないんですけど……」と恐縮しつつ、「妹と彼が出会ったのはK-1がきっかけ。感謝しています」とコメント。「妹はいつもテレビの前で試合を見ながら『うそでしょう～』とかリアクションが大げさなんですけど、弘君を愛する気持ちはそばで見ていて本物だと思います。これからも弘君のサポートになるよう頑張りますので応援よろしくお願いします。姉からでした」と妹の代わりにスピーチ。
卜部も受賞に感慨深げ。「試合とかでの受賞とは違うんですけど、結婚は自分にとって去年の大きな出来事でした。それがあったおかげで僕は一番になろうという新たな決意ができ、今、挑戦者として試合に向けて仕上げているところです。結婚したことによってまたさらに大きな姿を皆さんに見てもらいたいです」と嬉しそうに感想を述べた。
ユウは授賞式後の囲み取材に姿を現し、「私にとってK-1は大きな存在。そこで彼に一目ぼれして今がある。私にできることは何でもして彼をサポートしてあげたい」とコメント。円満の秘訣を問われると、「思いを表に出すのが円満の秘訣。不満があれば言い合いますけど、大切に思っているということや日々のありがとうという気持ちもちゃんと伝えるようにしています」と回答。卜部も「ユウちゃんが（仕事などで）頑張っている姿に僕もいつもパワーをもらっています。お互いにリスペクトしあっているので、高め合っていける関係であれれば」と話していた。
表彰式ではほかに「ベストKO賞」を武居由樹が、「技能賞」を野入正明が、「敢闘賞」を皇治が、「最優秀選手賞（MVP）」を武尊が受賞した。ゲスト陣も会場でノリノリのスピーチ。和牛の水田信二は「K-1がなければM-1もなかった。僕にとってK-1はお父さんのような存在。そして僕らも毎年年末にKOされてます。今年も霜降り明星に……」とご機嫌。久松は写真集を出した武尊と写真集を交換したエピソードを披露。「女子から見たら一番素敵な体。理想的です」と照れくさそうに武尊のボディを絶賛。
魔裟斗は先月長男が誕生したばかり。「男の子生まれる前までは、殴られる姿は見たくないので、格闘技はだめだと思っていたんですけど、生まれてみると、ふつふつ湧き上がってくるものがある。すべてを教えられる。殴り合いは見たくないけど、スポーツ選手にはしたいですね」と笑顔で話していた。
