EXILE松本利夫、コワモテの役は初めて『大阪環状線』シリーズで男気

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1月16日(火)から、大阪・環状線の駅を舞台にしたオムニバスドラマ『大阪環状線』の第3弾『大阪環状線Part3 ひと駅ごとのスマイル』(カンテレ、毎週火曜24:25~24:55※関西ローカル)がスタート。この最終話・芦原橋駅編(3月20日放送)「私が魚になる前に踊って」にEXILEの松本利夫と若手女優の井頭愛海(X21)が出演することがわかった。

第3弾のテーマは、笑顔(スマイル)。環状線各駅を舞台に、“大笑い”から“泣き笑い”まで恋愛・友情・家族愛など様々な人間ドラマに自然と笑顔がこぼれ、明日の元気がもらえる……そんなドラマを目指す。今回は、福島駅、大正駅、桃谷駅、玉造駅、京橋駅、弁天町駅、寺田町駅、天王寺駅、大阪城公園駅、芦原橋駅の全10駅が舞台となる。

最終話は、車椅子の少女・桃(井頭)が、兄・蒼太に会うため芦原橋駅に降り立ったところから物語が始まる。桃は、駅近くの蒼太のアパートの前で、いかにもガラの悪そうな男・黄川田(松本)と出会う。黄川田から蒼太は留守だと聞かされた桃は、蒼太が戻ってくるまで黄川田と一緒に過ごすことに……。見た目とは裏腹に、ぶっきらぼうながらも心優しい黄川田と、車椅子の明るい少女・桃との心温まる触れ合いを描く。

2015年をもってEXILEのパフォーマーを卒業して、最近では、舞台やテレビドラマなどでさまざまな役を演じ、俳優業に重点を置いている松本。今回の役柄の印象について聞いてみると、「意外と、こういういかにもコワモテの役は初めてで……」と笑い、「逆に新鮮でしたね。とは言え、演じてみると案外すんなりハマっちゃうもんだなと思いました」とコメント。神奈川県出身の松本だが、2015年にEXILEとしてJR西日本の大阪環状線改造プロジェクトとのコラボキャンペーンに携わったことが思い出深いと話す。大阪環状線は、全19駅でEXILEもメンバーが19人ということもあり、各駅に貼られたキャンペーンのポスターには、メンバー1人1人の顔写真が並んだ。松本は「僕は大阪駅担当で、芦原橋駅は、亜嵐でしたけどね(笑)。思い出深いです」と環状線とのつながりを語った。

役柄の黄川田は、東京出身で、大阪に流れ着いた男のため“エセ関西弁”を話す設定。松本は「関西弁で演じるのは2回目で、やはり難しかった」と話し、練習のため関西弁のテープを聞いた際「本場の“なんでやねん!”はうますぎる……。自分の関西弁は嘘っぽい……」と苦笑い。しかし、ドラマのプロデューサーで、芦原橋駅の監督でもあるカンテレ制作部の木村弥寿彦は、「その完璧ではない関西弁が黄川田という役柄にぴったりきている」と言い、納得の演技だったようだ。

一方、現在『明日の約束』(カンテレ・フジテレビ系)に出演中の井頭が演じる車椅子の少女・桃は、今回の『大阪環状線』ドラマのイメージキャラクター的存在。全話を通じて“車椅子の少女”として出演し、ドラマの世界観をまとめる重要な役どころだ。井頭は、「“桃”が登場して、その場が明るくなったりだとか、それぞれの物語に、ちょっと違う風を吹き込めるような……そんな役でありたいなと思います」と意欲を燃やす。

そんな彼女は、大阪出身。リアルな関西弁で、明るく元気いっぱいな役どころに「“桃”は、心が綺麗で本当にいい子。人の気持ちもすごく考えられるし、なんか尊敬するなあと。何でも一生懸命頑張る姿に、自分も頑張ろう! と思いました」と笑顔を見せた。今までは、おとなしい役や真面目な役が多かったという井頭だが、「自分自身は、結構おしゃべりで(笑)。学校でも、どちらかというと盛り上げ役ですね」と明かす。アイドルであり女優である多忙な16歳。昨年のセンバツ高校野球のイメージキャラクターを務め、第13回全日本国民的美少女コンテストで審査委員特別賞を受賞した経験を持つ井頭の透明感あふれる演技に注目だ。

最後にドラマの見どころについて、松本は「心温まる作品になっていると思います。見て頂いた方が、人に優しく、家族や兄妹、周りに優しい気持ちを持ってもらえたらうれしいなと思います」とコメント。井頭は「心がほっこりして、明日からも頑張ろう! と元気がもらえる作品です。辛いことがあっても、笑顔で乗り切る力に変えてもらえればなと。私もドラマを通して応援できたらいいなって思います」と、とびきりの笑顔でアピールしていた。

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