佐々木希「仕事を続けることが出来なくなる」ほど依存しているものを告白

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「Hulu」オリジナルドラマ『雨が降ると君は優しい』(9月16日配信スタート、全8話)のプレミア完成披露試写会が12日、都内で行われ、夫婦を演じた玉山鉄二佐々木希、脚本を担当する野島伸司が登壇した。

本作は、野島が「本当に描きたいドラマ」を形にするべく、3年もの歳月をかけて丁寧に紡ぎ出した。この渾身の最新作の題材として野島が選んだのは、“男女の間に横たわる究極のカセ”、地上波作品では描くことが極めて困難な“セックス依存症”。その呼称と症状から好奇の目で見られがちだが、実は「性嗜好障害」という病気の一つで、患者ひとりの力では到底抗えない深刻な心のエラーである。この作品で野島は、心から愛し合いながらも“妻のセックス依存症”という究極の試練を与えられた新婚夫婦・立木信夫(玉山)と彩(佐々木)を中心に、“心の闇を抱えた男女らの愛と憎しみが交錯する群像劇”を描写した。心のひだをすくい取る繊細さ、胸をえぐる鋭さを、すべてを包み込むような詩的で優しい描写と巧みに共鳴させながら、観る者を、狂おしくも切ない愛の世界へと誘う。

登壇した玉山は、夫婦にとって必要な物は何かという質問を受け、「互いを理解し信じ合うことだと思います。どんな時もいつも変わらない眼差しで僕を見てくれる妻はすごいと思います」と語り、妻への感謝を述べた。一方、本作への出演を経た今の、自身の“愛”や“夫婦への価値観”についての質問に、佐々木は「このドラマの信夫と彩の夫婦のように、お互いを信じ抜き、強い絆で結ばれた夫婦は本当に素敵だなと思います」とコメント。

また、本作で描かれている“セックス依存症”にちなみ、自身が依存している物についての話題になると、玉山が「僕は無趣味でミーハーでもないのですが、唯一、ラーメンに依存していると思います。昔から定期的に食べないとイライラして、長い間食べないと自分が自分でいられないような感じに陥ります(笑)」と。佐々木が「美味しいご飯をお腹いっぱい食べて、お酒もいっぱい飲みたいのですが、それをするとこの仕事を続けることが出来なくなるので、自分を抑えています」と。野島が「活字中毒気味で、お風呂やトイレなど家のいたるところに本を置いていて、全てを読みきってしまうと不安定な気持ちになってしまいます」と回答した。

そして、玉山が「特別な思いを持って身を粉にして頑張りました。みなさんの何かに小さな傷跡を残せると嬉しいです。最高の物語になっていますのでどうぞお楽しみください」と作品をアピールしていた。

【配信スケジュール】
9月16日(土) 1話、2話 
9月23日(土) 3話、4話 
9月30日(土) 5話、6話 
10月7日(土) 7話、最終話

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