ゲームクリエイターとしての顔を持つマヂカルラブリー・野田クリスタルと一緒にゲームを開発する新感覚ゲームプレゼンバラエティ『野田さん！こんなゲームはいかがでしょう？』（ABCテレビ※関西ローカル）が、3月26日（土）24時5分より放送される。
※放送後、民放公式テレビポータル「TVer（ティーバー）」で配信予定。
同番組は、『Ｍ-1グランプリ2020』王者でありゲームクリエイターとしての顔ももつ野田に、ゲーム大好き芸人たちがゲーム企画を持ち寄って、野田と一緒にゲームを開発するという新感覚ゲームプレゼンバラエティ。芸人たちがプレゼンした企画の中から、野田のお眼鏡にかなったゲームプランは実際にゲームを開発し、発売するというビッグプロジェクトも連動する。出演者は、野田のほか、マヂカルラブリー・村上、シソンヌ・長谷川忍、パンサー・菅良太郎、蛙亭（中野周平、イワクラ）。
ゲーム大好き芸人として、長谷川、菅、中野、イワクラの4人が、自分たちが考案したゲームプランを発表。それぞれのゲームプランに対して、野田はゲームクリエイターの視点で厳しくチェックをしていく。
「ゲームプラン1」は、いまだかつてなかった格闘ゲーム企画「五分の戦い」（中野）。格闘ゲームが大好きという中野が考案したのは、斬新な格闘ゲームプランだ。「格闘ゲームで一番面白いのは、レベルが拮抗しているとき」という中野は、キャラクターを選ぶのではなく、“拮抗した対戦カード”をセレクトすることで“五分（ごぶ）の戦い”を堪能できる格闘ゲーム企画を提案。キャラの優劣に左右されずに、ギリギリのバトルが楽しめるというこの企画に、野田は「これは、めっちゃゲームをやってきている人の発想で、さすが！ と思いました。……ただ、格闘ゲーム制作はとにかく大変!! 特にバトルを五分にするとなれば、想像を絶する時間と労力がかかる！」と、発想は褒めつつも制作者の立場から格闘ゲーム制作の深みを解説していく。
「ゲームプラン2」は、移動型アクションレースゲーム企画「蛙亭の移動大作戦」（イワクラ）。「『マリオカート』などのパーティーゲームが好きで、みんなで爆笑しながら楽しめるゲームを作りたいです」というイワクラが提案するのは、芸人が劇場へ行くまでのスピードを競うレース仕立てのアクションゲームだ。イワクラは遅刻グセがあるのでそもそもスタートが遅い、中野は足が遅いなどキャラごとの設定も加わることで、ゲーム性をふくらませる工夫も。野田は「このゲームならすぐに作れそうですよ！ 芸人が劇場へ移動するっていう設定がいいですね。もうひとつ何か要素を加えたら良くなりそう！」と好感触を抱いていた。
「ゲームプラン3」は、人気ゲーム（!?）の続編企画「おたけさいこっちょー2」（菅）。野田が開発した超おもしろゲーム『スーパー野田ゲーPARTY』に収録されている「おたけさいこっちょー」をリファインしたゲームプラン。菅が、新たなエッセンスを盛り込んで自信満々にプレゼンする。しかし、野田からは「その機能、もうすでに盛り込まれているんですよね」とそっけないコメントが!?
「ゲームプラン4」は、お笑い下剋上バトルゲーム企画「芸人セフトオート」（長谷川）。芸人たちが手段を選ばずに、のし上がっていく下剋上バトルを提案したのは長谷川。「ネタで勝てないならダーティな手段を駆使してライバルを蹴落としていくゲーム。オープンワールドゲーム（プレイヤーがゲーム内の仮想世界を自由に移動、探索できるゲームのこと）で作れると楽しいですよね」と話すと、野田も「ダーティな戦いで芸人が頂点を目指すのは面白いね！」と絶賛。しかしゲームクリエイター視点となると、「オープンワールドでやるなら、予算は5億円……」と、自由に歩けるマップ制作には桁違いの予算がかかることを示唆し、長谷川を驚かせていた。
「ゲームプラン5」は、劇場版タイムアタックアドベンチャーゲーム企画「まもなく出番です」（長谷川）。長谷川の2つ目のゲームプランは、劇場を舞台にしたタイムアタックアドベンチャーゲームだ。芸人をプレイヤーに、楽屋をスタートして舞台に立つまでを競うゲームだ。さまざまな芸人たちの邪魔をくぐり抜けて、舞台へとたどり着くまでを競うというゲームプランに、野田は「これはめちゃめちゃいいですよ！ 作るのはそんなに難しく無いと思いますし、ゲーム性も高い。イメージが想像できるので、ゲームクリエイターとしても魅力的なプレゼンでした」と絶賛するのだが……。
それぞれ魅力的なポイントのあるゲームプランが集まったことで、野田は「作れる気がしてきた！」と本格的な吟味をすることに。果たして、プレゼンされたゲームプランから、野田のお眼鏡にかなった企画は？ そして、今回のゲームプレゼン企画は、まさかの超大物芸人をも巻き込む（？）予想外の展開を迎えることに!?
