入野自由“かぁなっき”、セーラー服のエビ中・中山莉子に…「怖すぎる」

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水谷果穂が主演を務める『禍話』(ABCテレビ)が、7月11日に放送。ネット上では、予想以上の恐怖を感じる展開に大きな反響があった(以下、ネタバレが含まれます)。

『禍話』とは、2016年にスタートした猟奇ユニット・FEAR飯(かぁなっき、加藤よしき)の累計90万回再生を誇る超人気怪談ネットラジオ(ツイキャス)。このラジオを原案とした本作も、FEAR飯の2人の語りを中心に進行される。

フリーライターの加藤よしの(水谷)と大学の先輩で古書店店主のかぁなっき(入野自由)は、ネットラジオ『禍話』の配信者だ。今回、かぁなっきから聞かされたのは、殺人事件が起きて買い手がつかなくなり、ハウススタジオとして貸し出されている一軒家で起きた話である……。

アイドル・モモコ(秋山ゆずき)が、心霊スポットを探訪するという番組を撮影するため、一軒家を訪れた一行。ここは、長男が両親や妹を殺害したという噂話があった。

撮影の準備中、ADの由貴(加藤小夏)は、管理人(希志真ロイ)から、目の前にある襖を開けないように言われる。彼女がこっそり開けると、そこは壁だった。その後、撮影を始めるも、モモコの様子がおかしい。半狂乱で床を這いずり回り、風呂場で首をかきむしる……。意識を取り戻したあと話を聞くと、耳元で「お兄ちゃん」との声が聞こえたという。

そんな話をしていると、由貴自身にも幻覚が見えはじめた。おののいた彼女は一人で家を飛び出す。ディレクターの森山幸太郎(ラバーガール大水洋介)から半ば強引に家に連れ戻されると、スタッフやモモコの姿がない。恐る恐る風呂場をのぞくと、人が浴槽に重ねあわせるように埋まっていた……という内容だった。

禍話は自由に加筆修正が可能である。すると、リスナーから、さらに怖さを増した話が届く。

由貴が飛び出したことで心霊探訪は中止になってしまったという設定から、後日、同じスタッフで再現ドラマを撮影することに。順調に撮影を進めていくが、森山の様子がおかしい。床を這いずり回り、由貴が近づくと「殺された時間に来ちゃダメなんだよー」など、ぶぶつぶつとつぶやいて……。

話をリライトしたのは、ペンネーム“葱の回転”こと下村雄二(小日向流季)だった。放送の翌日、かぁなっきのもとへ、彼の妹だという加奈(清井咲希)がやってくる。兄が行方不明になったという。

ネット上では、本作の恐怖物語に「ホラー好きな方は是非見て」「不定期単発でもいいからまたドラマ化して欲しい」「とんでもない作品を見てしまった」「ラバーガールの人ホントに演技上手いな」とのコメントが。

また、かぁなっきの実体験「例の女」では、私立恵比寿中学中山莉子が怪演。かぁなっきが追い詰められる展開に「怖すぎる」「いい演技してた」「雰囲気出てる」との声もあった。

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