大地真央が主演を務めるオトナの土ドラ『最高のオバハン 中島ハルコ』（東海テレビ・フジテレビ系、毎週土曜23:40～）の第2話が、4月17日に放送。インターネット上では、強引ながらも無事に解決に導く彼女の姿に痛快さを感じる人が多くいた（以下、ネタバレが含まれます）。
美容外科医でクリニックの敏腕経営者でもあるアラ還名古屋嬢の中島ハルコ（大地）が、無駄なプライドから生まれる悩みや、忖度まみれの理不尽な仕事の悩みをばっさばっさと切り倒していく姿を痛快に描いていく本作。ハルコに出会ったことで翻弄されるアラフォー女子・菊池いづみを松本まりかが演じる。
いづみとハルコは名古屋へ。ひつまぶし屋「いとう」はハルコいち押しのお店なのだが、じつは経営難で苦しんでいた。そこに目をつけたのが大手の釜飯チェーン店。ハルコは、妻の幸（堀優子）から、買収話を持ちかけられていると相談を受けた。一人娘の真澄（小林亜実）は、後継ぎとしてやる気を見せるが、味を受け継ぐのに20年はかかる。ハルコは「真澄さん、あなたが考えて決めるしかない」と告げる。
そこに、老舗ういろう屋「紫風堂」の四代目店主・三島昭宏（田山涼成）から電話が。彼のもとに向かうと、長男・隆行（永嶋柊吾）が大学を辞めて、ミュージシャンを目指すべく上京するらしい。ハルコは、昭宏に育て方を間違えたと叱咤する。
隆行の路上ライブを見たあと、彼を高級レストランへ。「隆行ちゃん、すっかり見ない間に男前になったわね」とハルコ。ミュージシャンになることを応援するという彼女に、いづみや昭宏は戸惑うが「隆行ちゃんを見ていたら未来が見えたのよ」と一言。「隆行ちゃんはその顔で、必ず誰か女が食べさせてくれるわ。だから大丈夫。ただ、そのためには学歴が必要ね」とアドバイスを送った。すでに大学へ退学届を出していたものの、ハルコの力で取り消し。さらに、レストランでは、隆行が神の舌を持っていることが明らかになった。
後継がいるが資金難の「いとう」には新商品開発を提案。隆行の舌を借りる業務提携で話をつけた。真澄と隆行は喧嘩をしながらも新商品を開発。見事に成功を納めた。2人は恋仲になり、結婚も考えていたのだが、その後、真澄が隆行を気に入った理由が、彼の“顔オンリー”だったことが発覚。ハルコはいづみに「正解よね。だって一生眺めて暮らすんだもの」と告げた。
ネット上では、ハルコの言葉の数々に同調する声や、じつはこの業務提携にはハルコのある思いがあったことから「大地真央さんの無敵感たまらんな」「『一緒にいると人生お得』こういう感覚が結婚に一番必要かもね」「一生眺めて暮らす。（1番の理由→結婚相手の顔が好き）いや、まじ、そこは大事かも」との声があった。
次回は4月24日に放送。いづみと後輩の高田真央（真魚）は、ハルコの指示で、同僚と三流大出の女医と詐称して参加女医御用達の婚活パーティに参加するが……。
