V6解散発表直後の密着番組にファン「メンバーが発信する言葉がどれもこれも重みが違って見えてくる」の声

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V6が、3月12日放送の『連続ドキュメンタリー RIDE ON TIME』(フジテレビ、毎週金曜24:55~ ※関東ローカル)に出演。同グループの解散発表がなされた日の放送とあり、インターネット上では、特別な意味を感じさせる放送回だったとコメントする投稿が相次ぎ話題となった。

同番組は、これまであまり表に出されなかったエンターテインメントのバックステージを長期密着取材し、そのリアルな姿を描き出すドキュメンタリー。今回は昨年デビュー25周年を迎えたV6を4週に渡り特集する企画で、風間俊介がナレーションを担当する。

3週目の放送となる今回のテーマは「Right Now」。デビュー25周年の記念日11月1日に行った配信ライブ「V6 For the 25th anniversary」に挑むメンバーが、9月に行った打ち合わせの様子を放送。このテーマと同タイトルの楽曲は、配信ライブのオープニング曲だ。当日はセットが何も組まれてないアリーナで、メンバー6人がそれぞれのスタイルで立ちパフォーマンスを行うことに。そうした中、岡田准一は、“等身大の今”を表現する衣装選びに悩んでいた。「何かね、ウソついてない感じがいいです。もうちょっと普段の生きてる俺たちが来てやるっていうニュアンスを残したいというか、柄とかそういうものの話ではない」と、最終的に普段の岡田らしいモノトーンのジャケットに落ち着く。

打合せでは、生配信ならではの強みをどう活かすか、照明や衣装はどうするかなど、スタッフと共にメンバーもそれぞれの意見を出し合う。そうした中、番組スタッフが7月半ばに三宅健がブログに記載した「常に自分に問うています」という言葉の真意を尋ねた。三宅は、「いくつになっても何かをはじめるのに遅くないと言われる時代ではあるけれど、やっぱり30代40代って男の人にとっては分岐点だと思う」と吐露。そして、「40代がラストチャンスって言う感覚はどうしてもみんなあると思う」と言い、「この先どうするのか。誰のために生きるのか、人のため? 自分のため? とかずっと考えている」と続け、30代から自分の人生をどうするかということを問うていると打ち明けた。

一方、岡田は、9月頃から自分のカメラをメンバーに向けるように。メンバーだからこその近距離での撮影に「俺にしか撮れない」とコメント。ビジュアルブック製作の打ち合わせでは、スタッフの提案に対し、岡田が「生感が見えてくるような、等身大の俺たちが作り上げている感じが見える写真を選びたい」と異論を唱えれば、三宅も「やってきた証を撮りたい」と発言。森田剛が「岡田が撮りはじめてるけどそういう距離感なのよ。他の人ではありえない距離にいるじゃん、メンバーだから、その写真は特別だと思うの」と伝えると、三宅が「それ載せれば」と提案し、岡田が撮影したメンバーの写真を使用することが決定した。

その後もあらゆる現場でシャッターを押し続ける岡田は、配信ライブ収録時も「いのっち(井ノ原快彦)ここいってくんない?」などメンバーに声をかけ記録し続ける様子も映し出された。

ネット上では、「解散を知った後に見ると、メンバーが発信する言葉がどれもこれも重みが違って見えてくる。きっと、配信LIVEを見直したら、6人の思いがより強く感じてずっと泣いちゃう。考えてたよりもずっとずっと強い思いを伝えてくれてたんだな」「内容は先々週から同じ時間の続きのはずなのに、今週はメンバーの皆さんの言葉や表情、行動や考え方の一つひとつに、先週まで思っていたのよりさらに深い意味や思いも含まれているんだという見方をしてしまって、沁みました」「知ってしまった今。メンバーから発せられる言葉に頷いて身体の動きにいちいちその意味を探している」「来るべき終わりに向けて用意された花道の1つだったのかなって今思う。こうやって終わりが1つずつやって来るんだな、きっと」「先週までとは違う気持ちで見ることになるとは思ってなかったけど密着してくれて良かったな」などのコメントが寄せられた。

次回3月19日はⅤ6の最終回が放送される。

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