竹財輝之助演じる“白浜”に熱視線「色気ダダ漏れすぎ」「落ち着いた語り口が素敵」

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池脇千鶴が9年ぶりに連ドラ主演を務めるオトナの土ドラ『その女、ジルバ』(東海テレビ・フジテレビ系、毎週土曜23:40~)の第7話が、2月20日に放送。インターネット上では、竹財輝之助演じる白浜峻輔に注目が集まった(以下、ネタバレが含まれます)。

「第23回手塚治虫文化賞マンガ大賞」を受賞した有間しのぶによる話題作が原作。人生を諦めかけていた40歳の笛吹新(池脇)が、超高齢熟女BAR「OLD JACK&ROSE」の扉を開き、どんな時代も明るくポジティブに生きてきた熟女ホステスたちの影響をうけ、前向きに歩み始める物語。

クリスマスに花束を渡してきた白浜が、年末「OLD JACK&ROSE」に再びやって来た。マスターの蛇ノ目幸吉(品川徹)は「何のようだ? ジルバ(池脇 ※一人二役)は死んだよ」と彼を知っている様子だ。

父親の仕事の都合もあってブラジルで育ったという白浜。そこで、日本が戦争で勝ったと信じている“ガタロウ”という老人に出会い、日本に帰ったらジルバを訪ねるよう言われた。過去、彼の言葉を信じて店を訪れたのだが、ジルバの前でガタロウの名前を出すと、つき返されたという。

そんな話をしていると、チーママこと大田原真知(中尾ミエ)がやって来た。話に聞くガタロウは、勝ち組だと真知。当時ブラジルでは、戦争に日本が勝利したというデマが流れた。ネットもない時代のため、一部の移民たちはそのニュースを信じた。一方、真実を知っている人も中にはおり、それらは負け組と言われていた。その勝ち組と負け組が対立し、殺し合いにまで発展したのだという。幸吉は、ガタロウがジルバの亡くなった夫の兄だと告白。さらに、ジルバがブラジルから日本に戻るために貯めていた金を、彼に騙し取られたと明かした。

ここでガタロウの話は終了。4人で飲み直すことに。ジルバのことを含めて、本を書きたいという白浜に、真知が「小学生の自由研究じゃないんだから」と説教。彼女の小言は長時間にわたって繰り広げられた。その後、新と白浜は二人で帰ることに。新が説教を受け続けた彼を労うと、白浜は「いい勉強になりました」とポツリ。除夜の鐘を聴きながら「僕には故郷がないんですよ。ブラジルにいれば『日本人』と言われ、日本にいれば『日本人らしくない』と言われ、自分の根っこが分からない。だから、同じように祖国を失ったジルバさんやガタロウさんのことを書きたいと思ったのかな」と寂しげに語る。新は、彼にエールを送って別れを告げた。

ネット上では、竹財演じる白浜に対し「静かで落ち着いた語り口が素敵」「色気ダダ漏れすぎ……?」「キラキラフワフワ白浜さんに頭が混乱」との声が。また、新と白浜の二人が並んで歩くシーンでは「(新と白浜の)身長差、エモい」といったコメントもあがっていた。

次回は2月27日に放送。新は仕事を辞めて「OLD JACK&ROSE」一本で働く決意をする。しかし、現実は厳しくて……。

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