木村拓哉“風間”、厳しい中での優しい言葉のギャップに視聴者「惚れるしかないだろ」の声『教場II』

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木村拓哉が身の毛もよだつ戦慄(せんりつ)の鬼教官に扮するドラマ『教場II』(フジテレビ系、21:00〜)の前編が1月3日に放送。インターネット上では、厳しさの中に、愛ある一言がまじったシーンに感動する声があった(以下、ネタバレが含まれます)。

長岡弘樹の警察小説『教場』シリーズ(小学館)を映像化した本作。木村は冷酷無比で凄みのある警察学校“最恐”の教官・風間公親を演じる。物語の舞台となるのは“教場”と呼ばれる警察学校の教室で、生徒たちが日々、激しいトレーニングに励んでいる。

風間教場200期の授業が始まった。いきなり拍手をさせて同調という現象を教えたり、生徒の鳥羽暢照(濱田岳)を使って事件のシミュレーションを行ったりと、生徒たちは、彼の授業に度肝を抜かれる。風間の質問にうまく答えられない漆原透介(矢本悠馬)や比嘉太偉智(杉野遥亮)に対して、杣利希斗(Snow Man目黒蓮)や伊佐木陶子(岡崎紗絵)は完璧に答えるなど、生徒の中にもすぐに優劣がつき始めた。風間は「卒業まで6か月。手取り足取り教えるつもりはない。1を聞いたら10を知り、自分で考えて行動しろ。訓練を怠ると、現場で命を落とすことになる。あるいはケガをすることになる。私のように」と義眼を見せて生徒を怯えさせた。

授業はもちろん、それ以外でも、風間はどんどん生徒らを追い込んでいく。199期の石上史穂(上白石萌歌)が復学するほか、授業についていけない忍野めぐみ(福原遥)と堂本真矢(高月彩良)との関係、校内の盗難事件、そして鳥羽(濱田)があることをきっかけに耳を負傷と、様々な事件が巻き起こる。そこには必ず、風間が関与していった。

昼食中。食堂では、生徒たちが厳しい授業から解放されリラックス。お調子者の吉村健太(戸塚純貴)が席を探して歩いていると、杣がハンバーグをまじまじと見つめている。そこに「どうかしたんです?」と伊佐木(岡崎)が声をかけた。杣は「チーズが乗っていないから……。メニューには“チーズハンバーグ”って」とポツリ。伊佐木が、正確には“チーズinハンバーグ”だと訂正。中にチーズが入っていると教えた。そんなやりとりに吉村は「ここはカフェか!」とツッコミ。一方で、堂本(高月)と比嘉(杉野)は大食い対決。こちらにも「お前らは大食い選手権か!」とツッコんでいった。

そんな中、風間は、たびたび遅刻をしていた問題児・漆原(矢本)の様子がおかしいことに気づく。彼は錯乱状態で校舎を走り回り、あるものを探していて……。

ネット上では、厳しく生徒に接する風間を演じる木村について「なんで木村拓哉あんなかっこいいかな……」「白髪の木村さんが渋いんだよね」の声が。また、ある生徒の恋心に気づき、優しく声をかけるシーンがあったことで「風間教官のギャップの高低差が0 or 100すぎて、惚れるしかないだろ……」とのコメントがあった。

このほか、目黒の役どころについても多くの反応が。「話し方も声の出し方も、普段の優しい蓮くんとは全然違って、クールで賢明な杣利希斗になりきってる」「めめがかっこよすぎる いつもと違うくてやばい」「チーズインハンバーグなのに上にチーズ乗ってないの気にする杣くん可愛すぎて一瞬で和んで泣いてるw」「教場わりとしんどすぎるから、とりあえずこれ見て(ハンバーグのシーンを見て)落ち着こう」との声も見られた。

次回後編は1月4日に放送。夏を迎え、風間から対校届を突きつけられる生徒も続々と現れて……。

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