林遣都「真人を通じて一人でも多くの人の力になれたらうれしい」有村架純主演『姉ちゃんの恋人』最終話

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有村架純が主演を務める連続ドラマ『姉ちゃんの恋人』(カンテレ・フジテレビ系、毎週火曜21:00~)の最終話が、12月22日に放送される。両親を失い、弟たちを養いながら懸命に生きる“肝っ玉姉ちゃん”安達桃子を演じた有村と、過去に恋人を守るために起こした傷害事件で服役し、幸せになることを諦めた生き方をしてきた吉岡真人を演じた林。約3か月に渡る撮影を終え、2人がそれぞれ演じた役についての思いや、最終話の見どころについてコメントを寄せた。

同作は、有村が主演を務めた『連続テレビ小説 ひよっこ』の脚本を担当した岡田惠和が手掛けるオリジナルドラマ。ハロウィーンからクリスマスにかけて、女手ひとつで弟3人を養う主人公と個性豊かな登場人物たちが繰り広げる、恋と家族愛の物語を描いたラブ&ホームコメディ。

朝輝(南出凌嘉)、桃子(有村架純)
朝輝(南出凌嘉)、桃子(有村架純)

――桃子/真人を演じた3か月を振り返っていかがですか?

有村:桃子というキャラクターが内に秘めている正義感、責任感、情熱、愛情といったいろんなパワーに励まされました。たくさん悩みもしましたが、その時間が自分自身を成長させるだろうと考えて、絶対に向き合うことはやめないと思いながら、ただひたすらに3か月取り組ませていただきました。

林:20代最後の役であり、撮影中に誕生日を迎えたので30代最初の役にもなって、非常に思い出深い作品となりました。苦しい思いをしている人がたくさんいらっしゃる中で、周りの人を大切にする思いを持って生きていれば、きっと何か光が見えてくるのではないかという岡田さんのメッセージを受けとっていましたので、真人を通じて一人でも多くの人の力になれたらうれしいです。

真人(林遣都)、桃子(有村架純)
真人(林遣都)、桃子(有村架純)

――最終話について見どころをお願いします。

有村:最終話は日常の中にある幸せをたくさんかき集めたストーリーで、“姉恋”らしい終わり方だと思います。本当に幸せな最終話になったかなと思いますし、みんなよく笑っています(笑)! それに尽きると思います。ぜひ、ご覧ください。

林:全キャスト・スタッフがそれぞれの役割を全うして、とても強い思いを込めて作り上げた作品です。それぞれのキャラクターが回を重ねるごとにいろんなことを乗り越えて、最終回は“心の距離が縮まった姿”“心からの笑顔”を届けられるようにという思いで撮影に臨みました。きっと心に響く作品として締めくくっていると信じていますので、最後まで見届けていただけたらうれしいです。

悟志(藤木直人)、日南子(小池栄子)
悟志(藤木直人)、日南子(小池栄子)

なお先週放送された第8話では、真人が元恋人の香里(小林涼子)と再会。謝罪しようとする香里を遮り「君が幸せでいてくれないと俺が耐えた事が無駄になってしまう。これからも幸せになることから逃げないで」と告げた。真人からの優しい言葉に香里は「幸せになろうと思います……ありがとう」と何度も頭を下げた。そして真人は同席した桃子を見ながら「自分は世界中に言いたいくらい幸せ!」と嬉しそうに語るのだった。このシーンにインターネット上では「過去を乗り越えるための良い再会だったね」「日本中から『幸せになって欲しい』と願われる役がほんと似合うよね、この人は」と感動の声で盛り上がっていた。

<最終話あらすじ>
安達家でクリスマスパーティが開かれるその日、桃子(有村)を守り抜いた真人(林)は、笑顔で安達家の門をくぐる。家では、和輝(高橋海人King & Prince)、優輝(日向亘)、朝輝(南出凌嘉)に加え、みゆき(奈緒)も2人の帰りを待っていた、温かく迎えられ、クリスマスの飾りに彩られた部屋で、家族のぬくもりと幸せな空気に包まれた真人は胸を熱くする。世帯主として桃子による乾杯のあいさつを皮切りに始まったパーティでは、安達家の恒例行事として、全員が一人ずつ「あること」を発表することに……。

その頃、悟志(藤木直人)の秘密を偶然知ってしまった日南子(小池栄子)は、大きなショックを受けていた。そんななか、ホームセンターではクリスマスイブの閉店後、社員や家族、友人たちを招き、簡単なクリスマスパーティを開くことが従業員たちに知らされる。 迎えたクリスマスイヴ。それぞれの恋心と家族愛と友情が組み合わさり、ハロウィーンから始まった幸せの連鎖の先に待ち受ける結末とは?

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