黒木瞳『恐怖新聞』での“豹変演技”に視聴者驚愕「新聞よりも登場人物の方が恐怖」

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白石聖が主人公・小野田詩弦役を務めるオトナの土ドラ『恐怖新聞』(東海テレビ・フジテレビ系、毎週土曜23:40~)の第6話が10月3日に放送。詩弦の母親役・黒木瞳の鬼気迫る演技に、インターネット上では「新聞よりも登場人物の方が恐怖」と戦慄の声が上がった(以下、ネタバレが含まれます)。

本作は、未来に起こる災厄を予言し、読むたびに寿命が100日縮むという恐怖新聞が届くようになった女子大生・詩弦の死と隣り合わせの悪夢を描くルール系ホラー。映画『リング』で世界中を震撼させた中田秀夫監督が、70年代にオカルトブームの火付け役となったつのだじろうによる同名のオカルトマンガを原作に、新たな恐怖を描き出す。黒木が詩弦の母親・歌子を、佐藤大樹EXILEFANTASTICS from EXILE TRIBE)が詩弦の恋人・松田勇介を演じる。

恐怖新聞の呪縛から逃れたはずの詩弦(白石)のもとへ、一通のメールが届く。送り主はアシカガと名乗る人物。待ち合わせ場所として指定されたネットカフェへ詩弦が向かうと、突然店内で火事が発生。燃え盛る炎と煙から、詩弦は間一髪逃げ出す。

自転車事故の現場で桃香(片山友希)の姿を見たことから、次の恐怖新聞の契約者は桃香ではないかと勇介に打ち明ける。詩弦は勇介とともに桃香のマンションを訪れるが、そこに桃香の姿はなく、床には血痕と歯片が残っていた。ふたたびアシカガからメールが届き、ふたりは待ち合わせ場所のカフェに出向くが、店を出た瞬間、発砲事件に巻き込まれ、勇介の機転で詩弦はまたしても間一髪危機を逃れる。

一方、詩弦の依頼を受け、桃香の行方を探っていた篠崎(駿河太郎)は、桃香が街のチンピラに、詩弦を暴行するよう依頼していたことを突き止める。同じころ、勇介は保冷バッグを背負い、夜の街を疾走していた。自転車を止めた路地裏で桃香の幻覚を見る勇介。さらに詩弦も呪いの言葉を口にする桃香の幻覚に襲われる。実はこのときすでに、桃香は勇介の手によって殺害されており、勇介は遺体の遺棄場所を探していたのだった。

喫茶店の客の会話から、ネットカフェの火事の犠牲者が、飲酒運転による死亡事故の加害者であったことを知った詩弦。その後訪れた寺の境内で、歌子(黒木)が勇介を襲うところを目撃してしまう。さらにその場で詩弦は、勇介の保冷バッグから桃香の頭部を発見。そのショックで思わず気を失う。病院のベッドで意識を取り戻した詩弦は、篠崎の口から、勇介が桃香の殺害容疑で逮捕されたことを聞かされる。

その後、詩弦は歌子のもとを訪れ、恐怖新聞の次なる契約者が歌子であることを知る。さらに歌子は、報道で目にした卑劣な犯罪者たちを、恐怖新聞で予言された事件現場におびき出し、義憤のもとに抹殺していた。歌子の暴走にショックを受けた詩弦は、ふたたび恐怖新聞に契約のサインを書き込み、運命を受け入れる覚悟を決める……。

ラストシーンで恐ろしい豹変ぶり見せた黒木の演技に、ネット上では「お母さん完全に狂いだした」「新聞よりも登場人物の方が恐怖だな」といった声があがっていた。驚きの事実が次々と明らかになった今回に対しても、「まさしく度肝を抜かれる展開の6話」といった感想も。

10月10日放送の最終話では、ふたたび恐怖新聞の契約者となった詩弦が、インターネット上の悪意の標的に。これまでの伏線がすべてつながり、物語は戦慄の結末を迎える。

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