白石聖、佐藤大樹、黒木瞳が『恐怖新聞』クランクイン!ポスター撮影では「おしゃれになっちゃう」問題発生

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8月29日にスタートするオトナの土ドラ『恐怖新聞』(東海テレビ・フジテレビ系、毎週土曜23:40~)のポスターが完成した。また、主人公の詩弦を演じる白石聖を筆頭に、詩弦の恋人・勇介役の佐藤大樹EXILEFANTASTICS from EXILE TRIBE)や、詩弦の母・歌子役の黒木瞳らキャスト陣が続々とクランクイン。本作の監督を務める中田秀夫監督の演出や現場の雰囲気など、撮影の様子をレポートする。

本作は、未来に起こる災厄を予言し、読むたびに寿命が100日縮むという恐怖新聞が届くようになった女子大生・詩弦の死と隣り合わせの悪夢を描くルール系ホラー。映画『リング』で世界中を震撼させた中田監督が、70年代にオカルトブームの火付け役となったつのだじろうによる同名オカルトマンガを原作に、新たな恐怖を描き出す。

「読んだら、死ぬ。」というキャッチコピーを掲げたポスターは、顔や体に御経のように新聞の文字が書かれた白石と、目を見開いて驚く佐藤、そして、もの悲しげな黒木が印象的。全体的にモノトーンの中で、鮮血で書いたようなドラマのタイトルと、何か言いたげな白石の唇だけが赤く強調され、ドラマの世界観を表現した仕上がりとなっている。

ポスター撮影の際に白石は、企画意図を汲んで次々とポーズを決めていき、目で怯えを表現するなど、「恐怖をテーマにファッションを撮る」というデザイナーの狙いを見事に体現。白石の長い髪は、白石の髪色に合わせて染めた人毛のエクステで、モニター上で写真を見た白石は「髪の毛が長いと自分じゃないみたい」とつぶやき、化粧品の広告のような華麗な雰囲気に「おしゃれになっちゃう問題」と笑っていた。

そして、いよいよドラマがクランクイン。7月中旬、撮影場所となる京都の御室仁和寺(おむろにんなじ)駅にフェイスガード姿で登場した白石は、拍手で迎えるスタッフに対し「よろしくお願いします」と頭を下げてあいさつ。緊張の面持ちながらも、中田監督から指示を受けて、詩弦が駅のホームに降り立つファーストシーンに挑んでいた。

ファーストカットは詩弦(白石聖)が駅ホームに降り立つ場面
ファーストカットは詩弦(白石聖)が駅ホームに降り立つ場面

続いて、詩弦の実家の撮影では詩弦の母・歌子役の黒木と、父・蔵之介役の横田栄司らがスタンバイ。そこに白石が合流し、撮影がスタートした。一人暮らしの際に喧嘩して以来、父と仲違いしていた詩弦だったが、恐怖新聞に父の死を予言されたため、それを止めようと久しぶりに実家を訪れたというシーン。これまでに4度、中田監督の作品に出演している中田組常連の黒木は、ほどよい緊張感と安心感の中、中田監督と案を出し合いながら、現場を楽しむように歌子を演じていた。

そして、詩弦の恋人・勇介役の佐藤は別日に1人でクランクイン。佐藤のファーストシーンは、詩弦の実家兼喫茶店の「君影草(きみかげそう)」を訪れるも「休業中」の貼り紙が貼ってあるという場面で、この日は中田組に代わり、服部大二監督率いる服部組とシーンを撮影していった。

髪色やピアスの位置にこだわったという佐藤大樹
髪色やピアスの位置にこだわったという佐藤大樹

明るめの茶髪で登場した佐藤は「台本に“茶髪でピアス”とあったので自分なりにイメージした髪色にして(監督に)写真で伝え、その上で実際お会いしたら、今のままでいいよ! とすんなり受け入れてもらえました」と経緯を説明。そして、「基本的にはいつも明るめの髪色だけど、ここ最近は映画の関係上、真っ黒にしていたので久々に明るくして気分が晴れていますね」と心境を語った。

<第1話あらすじ>
一人暮らしを始めた小野田詩弦(白石)。初日の深夜零時に玄関の扉を乱打され、新聞受けに入れられた「恐怖新聞」。そこには数日後、若い女が墜落死するという記事が……。半信半疑の詩弦だったが数日後に自殺を目撃し、その光景はまさに恐怖新聞で見たものだった。その後も届く新聞に詩弦の父・蔵之介(横田)の死の予言……。父を救うため動く詩弦に自身の出生の秘密が迫る。息もつかせぬ怒涛の展開、心をえぐる最恐ホラーの幕が開く。

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