宮本茉由、遠藤憲一の懐に入り込む!?玉木宏主演『竜の道 二つの顔の復讐者』でホステス役に初挑戦!

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女優の宮本茉由が、7月28日にスタートする玉木宏主演のドラマ『竜の道 二つの顔の復讐者』(カンテレ・フジテレビ系、毎週火曜21:00~ ※初回は2時間スペシャル)に、初めてのホステス役で出演する。このたび、華やかな役衣装をまとったスチール写真が到着した。

同作は、養父母を死に追いやった運送会社社長への復讐を誓った双子の兄弟を描いたサスペンスドラマ。復讐のために心を捨て、顔も名前も変え、裏社会に身を投じた主人公・竜一を玉木が演じ、竜一の双子の弟で、運送会社を監督する国土交通省のエリート官僚として権力を掌握していく竜二を高橋一生、竜一と竜二の血のつながらない妹・美佐を松本穂香が演じる。原作は、2015年に急逝した作家・白川道による未完の同名小説。ドラマ版ではオリジナルの展開と共に、波乱に満ちた竜一と竜二による復讐劇を結末まで描いていく。

宮本は、双子の兄弟の仇となる霧島源平(遠藤憲一)が常連として通うクラブのNO.1ホステス・安奈役を演じる。美貌と知性を兼ね備えた包容力の持ち主で、源平のお気に入り。その一方で、客たちを手のひらで転がすようなしたたかな一面も併せ持つという役どころだ。

今回の出演について、宮本は「今回初めてホステス役に挑戦させていただきます。私が演じる安奈は賢くて、遠藤憲一さん演じる源平の懐に入り込んでいる役どころです。顔の見た目が怖くて、横暴な経営者として隙のない源平ですが安奈の前では少し脇が甘くなる。そこをうまく利用している安奈ですが、物語の後半では源平が心の内にかかえた葛藤に、心を寄せるシーンもあります」と紹介しつつ、「安奈も複雑な心境がないと源平に寄り添うことはできないな、と。過去の生い立ちなどを考えながら演じました」とコメントを寄せた。

ホステスの役づくりについては、「武井咲さん主演の『黒革の手帖』を見たり、諸先輩方のドラマを見たり、極道の妻たちを見たり……。どういう生い立ちの方がホステスの道に進むのかなど勉強させていただきました」と振り返る。最後に、「放送スタートが延期になり、撮影自体も、ストップしたりとありましたが、正式に放送されると聞いて改めて頑張ろう! という思いがますます強くなりました。ぜひたくさんの方にご覧いただいて宮本茉由をもっと知っていただきたいです!」と笑顔を見せた。

<第1話あらすじ>
1997年、福岡。幼いころに実の両親に捨てられ、小さな運送会社を営む吉江夫妻の養子として引き取られた双子の竜一(少年時代:阪本光希)と竜二(少年時代:阪本颯希)は、夫妻の実の娘である5歳の妹・美佐(幼少期:宮地美然)と仲良く暮らしていた。しかし、全国への事業拡大を企むキリシマ急便の社長・霧島源平(遠藤)の悪質な乗っ取りに遭い、多額の借金を抱えた養父母は自殺。養父母が源平に追い詰められる姿を間近で見ていた竜一と竜二は、源平への復讐を誓い合う。

それから7年後の2004年。22歳の竜一は、たばこの不始末による火事で突然帰らぬ人となってしまう。ところが、その数か月後、竜二(高橋)の前に現れたのは、顔も名前も違う竜一を名乗る男(玉木)だった……。

竜一は裏社会の人間として、竜二は国土交通省のエリート官僚として、源平やキリシマ急便の周辺の情報を探っていく。成長した美佐(松本穂香)にも本当のことを告げず、復讐計画を進めていく二人は、ついにキリシマ急便の不祥事のネタをつかむが……。

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