松嶋菜々子の『やまとなでしこ』色褪せず!桜子と欧介の名シーンに視聴者「懐かしすぎて涙が出る!」

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女優の松嶋菜々子主演で2000年に放送されたフジテレビ月9枠の名作『やまとなでしこ』の20周年特別編(超解像リマスター版)の前編が7月6日に放送された。いまから20年前の物語だが、若かりし頃の松嶋や堤真一矢田亜希子らの姿にインターネット上では「懐かしすぎて涙が出る」「名作は何年の時を経ても色あせない」など大盛り上がりだった。

幼少期に極貧だったというトラウマから「世の中で一番大切なのはお金」と玉の輿を狙うキャビンアテンダントの女性・神野桜子(松嶋)と、学生時代に振られたことから、恋愛恐怖症になった35歳の独身男性・中原欧介(堤)が、合コンで知り合い、恋に発展していく姿を描いたロマンティックラブコメディ。

リアルタイム放送時には、平均視聴率26.4%、最高視聴率34.2%(数字はビデオリサーチ調べ、関東地区)という数字を出した人気ドラマだけあり、序盤から名シーンが連発。

まずは桜子と欧介が出会った“医者”合コン。欧介は実家の魚屋を継いで切り盛りをしているが、友人の合コンに参加し、借りていた中央競馬会の馬主のバッジをしていたことから、桜子に大金持ちと勘違いされ、猛烈なアプローチを受ける。念願の初デートはお台場。しかし、欧介を金持ちと勘違いしている桜子のトークはかみ合わない。欧介も自分が金持ちであると勘違いしている桜子に気づくが、桜子からキスをされると、スイッチが入り、自分の身分を偽ってしまう。このシーンにネット上では「おい欧介!」という突っ込みや「もう戻れない!」「引くに引けなくなったな」と欧介の気持ちを鑑みるコメントも。

欧介に首ったけになった桜子は、恋人であった大病院の御曹司・東十条司(東幹久)との結婚を断り、欧介へ猛アプローチ。公園に忍び込み、池の上でのキスシーンでは、MISIAの主題歌「Everything」が重なり「はやくも名シーン!」「伝説のデートシーン」と大いに盛り上がった。

しかし、東十条の告げ口で、欧介が魚屋だということがバレると、桜子はあっさり欧介を振ってしまう。桜子から「二度と顔を見たくない」と言われてしまった欧介だが、その後も何かと桜子とニアミスする。桜子が過労で倒れてしまったときには、朝まで手を握って看病するが、東十条の嘘で桜子には伝わらない。

それでも、桜子が欲しがっていた「カメレオン」という言葉に、東十条がロレックスのカメレオンをプレゼントするなか、欧介が持っていったカメレオンのおもちゃを見た桜子は、満面の笑顔を浮かべる。この場面もファンの間では人気が高く「このシーン大好き!」「この桜子さんの笑顔は最高」というコメントが相次いだ。

また、傷心の欧介を慰めたのが、桜子の後輩・若葉(矢田)。矢田の小悪魔的な立ち振る舞いに、ネット上では「矢田さんくそ可愛い!!」「矢田ちゃんの威力抜群」と美貌への称賛の声が。そんな二人がホテルから出てきたところを偶然、桜子が見てしまうと、つい感情的に欧介に反応してしまう場面も。SNSでは「これはやきもちですな」「もう欧介さんのことが気になっていますね」「若葉ちゃんへの無自覚マウント」という声が。

やや駆け足感は否めなかったが、欧介に対する桜子の気持ちの揺れや、キャラクターたちの心理描写が巧みに描かれ「20年というときを経ても名作は名作」「桜子、嫌な奴なんだけれど憎めない」「あっという間の2時間!」と大満足の意見があふれていた。

なお、7月13日(月)の21時から『やまとなでしこ』の20周年特別編の後編が放送される。桜子と欧介の恋の行方に注目だ。

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