伊藤英明、美しい妻と豪邸に住む謎の男役で『世にも奇妙な物語』に出演

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伊藤英明が、7月11日(土)21時から放送の『世にも奇妙な物語 ’20夏の特別編』(フジテレビ系)に8年ぶりに出演。4つのエピソードのうちの1つとなる「3つの願い」で美しい妻と豪邸に住む謎の男を演じる。

同番組は、ストーリーテラーのタモリと豪華キャストが視聴者を“奇妙な世界”へといざなう人気シリーズ。今回の放送で30周年という大きな節目を迎えることもあり、伊藤のほか、主演の「燃えない親父」、広瀬アリス主演の「しみ」といった超豪華な役者陣の出演がすでに発表されている。

「3つの願い」で伊藤が演じるのは、絶世の美女だという妻と豪邸に住む謎の男、若林和也(38)。ある日、若林が最愛の妻と庭でランチをとっていると、ふとした隙に、妻がこつぜんと姿を消してしまう。すぐに警察を呼び、捜査を始めたところで突如電話が鳴る。どうやら妻は誘拐され、犯人は妻と引き替えに5億円を要求しているようだ。ところが、警察が若林に本格的な事情聴取を始めると、どうも若林の言動が怪しい……。妻に異常な執着を見せているのに、肝心な妻の情報を全くもっていないのだ。旧姓も出身地も、家族の連絡先すら知らないという。警察の疑いが一気に若林に向かった所で、若林が5年前に発見したランプと、それにまつわる奇妙な出来事について語り出した。果たしてこの誘拐事件には、どんな謎が隠されているのか、そして若林は最後に愛する妻を連れ戻すことができるのか!?

ストーリーはいわばホラー版和製『アラジンと魔法のランプ』といったところだが、見る人が自身の人生や価値観、そして人間が持つ欲や煩悩について、深く考えさせられるようなユニークかつ深い物語となっている。最後に若林を待っている結末を目にした際は、背筋を冷や汗がすーっと落ちるような、そんな恐怖の感覚を味わうことができるだろう。また、ランプから登場する魔人役には、どんな役もこなす名バイプレーヤー滝藤賢一が、そして若林を追い詰める刑事役には松角洋平ら実力派俳優が脇を固める。

出演する伊藤からコメントが到着。以下に紹介する。

<伊藤英明 コメント>
――8年ぶり3回目の『世にも奇妙な物語』への出演が決まった感想は?

『世にも奇妙な物語』は僕ら世代の作品で、また出たいという気持ちがずっとあり、お話しを頂いた時はすごくうれしかったです。今回ご一緒する河野(圭太)監督とは、『白い巨塔』の時にお世話になっていたので、今回の出演もすごく楽しみにしていました。また、今回は40分の長編ということでどうなるのか楽しみです。手応えはあります!

――「3つの願い」の脚本を読んだ感想は?

今回の話は『アラジン』のように夢のある物語ではなく、『世にも奇妙な物語』ど真ん中のホラーで、ある種のパラレルワールドを描いています。自分が得をするとどこかの誰かが損をする、要は<因果応報>というメッセージが込められているのかなと思います。

――役を演じる上での工夫は? どのように演じられましたか?

短編物は、撮影にトップギアで入らなければならないところがあるので、スタッフの皆さんやキャストの皆さんとのコミュニケーションの取り方など考えました。また、物語が語ろうとしているメッセージを視聴者の皆さんにきちんと伝えられるように演じました。

――今回のお話のように、現代の科学では説明できない現象などは信じますか?

信じます! 今回のような話も、実はあるんじゃないかなと(笑)。

――視聴者にメッセージをお願いします。

本当に大変な時期での撮影になり、少数精鋭で頑張って乗り越えたので、是非楽しみにしてください!

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