吉本実憂と逢沢りながラブシーン披露!「凄いエロい」と話題だった『クズの本懐』【名作プレイバック】

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安楽岡花火を演じる吉本実憂
安楽岡花火を演じる吉本実憂

吉本実憂桜田通がW主演を務めるドラマ『クズの本懐』全12話が、FODで配信中。同作には、期待の若手俳優として注目を集める吉本と桜田の他、ファッションモデルやグラビアアイドルとしても活躍中の逢沢りなが出演し、大胆な濡れ場に挑戦している。

本作は、横槍メンゴによる同名コミックを原作に、高校2年生の安楽岡花火(吉本)と粟屋麦(桜田)の不条理な感情を慰め合う様を描いたラブストーリー。2017年1月配信が開始されたドラマと同時期に、アニメもフジテレビのノイタミナ枠で放送され、大きな話題になった。

美男美女のカップルとして高校でも有名な花火と麦には、ある“秘密”の共通点があった。それは、お互いに思いを寄せる別の相手がいるということ。1学期の始業式の日、花火が「お兄ちゃん」と慕う国語教師の鐘井鳴海(水田航生)と、麦の意中の人であり、かつて麦の家庭教師を務めていた音楽教師の皆川茜(逢沢)が2人の高校に赴任。花火と麦の思いとは裏腹に、新任同士の鳴海と茜は次第に関係を深めていく。

好きな人に振り向いてもらえない花火と麦は、あることがきっかけとなり、お互いを好きな人に見立てて付き合うことに。同じ境遇を持つ2人は、“かけがえのある恋人”として、行き場のない思いをぶつけ合うのだった。

ドラマは第1話「報われない恋、切ない恋、片想い。それってそんなに美しいものですか?」から、吉本と桜田のキスシーンが連発。学校の屋上で、体育倉庫で、花火の部屋で……唇を重ねて抱き合う2人の体当たりの演技は、視聴者を物語に惹きつけていく。

吉本は、全日本国民的美少女コンテストでグランプリを獲得し芸能界デビュー、主演映画『瞽女GOZE』の公開を控えている注目株。今作が連続ドラマ初主演となった。また、桜田はミュージカル『テニスの王子様』で頭角を現し、主演を務めたドラマ『パーフェクトクライム』(2019年、ABCテレビ)や、関西ローカルながらTVerでの見逃し配信の再生数が累計100万回を突破し話題を呼んだ『コーヒー&バニラ』(2019年、MBS)が、記憶に新しい。本作は、そんな2人の掛け合いが見どころの一つとなっており、高校生役が板についている吉本と桜田のフレッシュさも同時に楽しむことができる。

そして、ファッション誌のモデルとして活躍しながら、グラビアアイドルとしての活動も行う“モグラ女子”の逢沢は、女優業にも精力的で、本作では裏の顔を持つ“魔性の女”茜を熱演。第4話「人の好意ほど気持ちのイイものなんてない」では、過激なベッドシーンを体当たりで演じた。

茜は冒頭から、家庭教師時代の教え子のタクヤ(猪野広樹)と交わりつつ、中学生時代の恋愛を回想。茜の恋愛におけるルーツや考え方を知るための重要なシーンとなっており、ここから茜は“魔性の女”としての本領を発揮していく。

さらに、第6話「交差する歪んだ想い」では、花火と麦、そして茜と鳴海による濃厚なラブシーンが展開され、吉本も逢沢も下着姿となって迫真の演技を繰り広げた。当時、「なんだか凄いエロいな」「濃厚でした」「逢沢りなの圧倒的いやらしさよ」などと、インターネット上をざわつかせた今作。当時リアルタイムで見ていた人もそうでない人も、確実に“問題作”として後世に語り継がれるであろう今作を、改めて見直してみてはいかがだろうか?

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