ほぼ全ての頭髪が抜け落ちたアイドル…女性たちを襲った“ナゾの病”を特集『シンソウ坂上』

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6月4日に放送される『直撃!シンソウ坂上』(フジテレビ系、毎週木曜21:00~)は、ほぼ全ての頭髪が抜け落ちてしまったアイドルなど、女性たちを襲った“ナゾの病”について特集する。スタジオゲストとして、カズレーザーメイプル超合金)、松嶋尚美が出演する。

同番組は、世間を騒がせた「人・事件」などの“今”を、MCの坂上忍が追跡&直撃し、真相を突き止めていく“ジャーナリズムバラエティ”。

エレクトリックリボンというアイドルグループで活動中のpippi(ぴっぴ)は、およそ2年半前に右耳の後ろの髪が薄くなっていることに気付く。「勝手に治るよね」と深刻に受け止めていなかったが、左耳の後ろにも同様の症状が出たため病院に行くと、「円形脱毛症」と診断される。その後、処方された塗り薬を使用するも効果が出ず、後頭部にも脱毛症状が出てしまう。症状が一向に改善しないため、医師から脱毛箇所に-196℃の液体窒素を吹き付ける「液体窒素治療」を提案され試すも、効果は見られなかった。pippiはウィッグや帽子で隠してアイドル活動を続けるが、この頃には「もう治らないのでは?」という不安でいっぱいだった。

そして発症からおよそ8か月後、ほぼ全ての頭髪が抜け落ちてしまった。衝撃を受けた彼女は、脱毛症専門の医師がいる病院へ。そこで告げられた病名とは? そして、この病が彼女にもたらした心境の変化とは?

次に紹介するのは旅行代理店に勤務する和田さん。和田さんは、幼い頃から食べることが大好きで、年を重ねるごとに食欲が増し、20代前半で98kgの肥満体形に。家族から心配されても「100kgいかなきゃセーフ」と気にもとめなかったが、ある日、自分の体重で便器を壊してしまう。さすがに「やばい」と思った和田さんは一念発起し人生初のダイエットに挑む。これまでの高カロリーな食事を見直し、野菜や豆腐などヘルシーな食事に切り替えると、2年半でおよそ27kgの減量に成功する。

痩せることに喜びを見いだした彼女は、もっと短期間で劇的に痩せたいと願うように。そこでたどり着いたのが「糖質制限」。「糖質制限」とは、そもそも糖尿病患者などに向けた食事療法で、1日に摂取する糖質の量を150g以下に抑えるというもの。正しい知識や専門家の指導が必要で、素人の判断で行うのは危険とされているが、和田さんは1日の糖質量わずか30gという過度な糖質制限を始めてしまった。その結果、たった3か月で15kgのダイエットに成功するも、めまいや倦怠感に悩まされるようになるなど、過度な糖質制限は彼女の体を確実にむしばんでいた。日に日に糖質制限をエスカレートさせていく和田さんを見て「体、壊すよ。人も変わっちゃったみたいで、変だよ」と心配する家族。周囲を心配させてしまっていることに気付いた彼女は糖質制限をやめることに。しかし、これが恐ろしい病への入口だった。家族と訪れたビュッフェで2年ぶりにパンを食べた和田さん。パンを口に入れた瞬間、これまで感じたことのなかった幸福感に包まれ、涙した。それ以降、せきを切ったように大量のパンや甘い物を食べてしまうようになった彼女。糖質制限をやめた和田さんを襲った病が明らかになる。

80年代に歌手・女優として活躍した高樹澪。彼女は40代を迎えようとした頃から、顔の右半分がけいれんする症状に襲われる。けいれんにより自分の意志に反して右目が動いてしまうが、特に痛みもなかったため気にもとめなかった。しかし、症状はどんどん悪化していく。けいれんは口元にも起こり、水を飲むことすらままならない状態に。この頃になると、女優としての仕事にも支障が出るほどで、高樹は激しいけいれんによって睡眠も取れなくなってしまう。そして、眠りたいと願った彼女が手にしたのは大量の睡眠薬。睡眠薬の量は日ごとに増えていき、精神状態が不安定になった高樹はうつ病を発症し、芸能界引退を決意する。高樹を肉体的にも精神的にも追い詰めた恐ろしい病とは!?

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