「リカは絶対、俺じゃなきゃダメ」胸キュン必至の“カンチ名言”を振り返る『東京ラブストーリー』

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第6話シーンカット
第6話シーンカット

伊藤健太郎石橋静河清原翔石井杏奈が出演するドラマ『東京ラブストーリー』が、FODで配信中。5月26日(火)24時より第9話と第10話が配信され、4人の物語はいよいよ山場を迎える。離れ離れになってしまったリカと完治の関係は!? 破局した三上とさとみは元に戻るのか!? そんなクライマックスへのカウントダウンが始まる中、伊藤演じるカンチこと、永尾完治の発した“名言”を振り返ってみよう。

石橋演じる赤名リカは、格言のようなセリフが多いのに対し、完治のセリフはとにかくストレート。“優しさの塊”のような完治のセリフはきっと見る者の胸を打つはずだ。

■「俺、リカのこと好きかもしれない。好きになりそうっていうか、もう好きだと思う」
リカから、これまでの関係を「全部なかったことにしてあげる」と言われたことで、自分の気持ちを自覚した完治が放つ第3話のハイライトでのセリフ。リカとの出会い、何気ないやり取り、はじめてのキス、公園での花火……これまでのリカとの思い出が頭の中を駆け巡り、「なかったことになんてできないよ」と意を決して、リカに思いを告げる完治。その実直な姿に、キュンキュンしてしまうこと請け合いだ。

■「俺は、ちゃんとリカのこと好きだから、それだけはわかってもらいたくて」
不用意な発言や嘘でリカを傷つけた完治が、素直に謝って仲直りするのが2人のいつものパターン。第4話で完治は、嘘をついて同級生の関口さとみ(石井)と会い、リカを怒らせてしまう。続く第5話で、完治はリカの好きな土鍋ごはんの店のおにぎりを手土産に、頭を下げてこの言葉を伝える。真面目で誠実な完治のキャラクターを印象づけるシーンとなっており、リカも思わず完治を許してしまう。

■「リカは東京に似てるよ」
第5話の冒頭で仲直りした完治とリカは、処分予定の屋外看板にペンキで絵を描いて、2人だけの時間を満喫。その夜、屋外看板の設置されているビルの屋上で、ライトアップされた東京タワーを眺めながら、完治はリカを東京に例える。「気まぐれで、刺激的で、毎日表情がくるくる変わって、まったく予測不可能」なリカと東京。それでも、恋人同士になった今は、「東京もリカのことも、もっともっと知りたいって思うようになった」と、完治は胸の内を明かす。これまで物語を追いかけてきた視聴者にとっても、リカが東京を象徴した存在であることに気付かされる名セリフだ。

■「お前さ、永遠に自分のものにならない相手、好きになった気持ち考えたことあるのか?」
第6話、盲腸で入院していたさとみのお見舞いにやってきた完治は、さとみから恋人の三上健一(清原)が医大のクラスメイトである長崎尚子(高田里穂)に心惹かれていることを聞かされる。「私は三上くんが帰って来る場所になろうって思ったの」という、諦めとも取れるさとみの発言に憤った完治は、病院ですれ違った三上にこの言葉をぶつける。さとみの気持ちを代弁すると同時に、その裏には、リカの「私は誰の物にもなりたくないんだ」という主張に対する完治の思いが込められている。

■「リカは絶対、俺じゃなきゃダメ」
リカが相談なく退職を決めたことに激怒した完治は、思わず「大事なことは何も話さないで、ただ今を楽しむだけの関係? だったら、それ俺じゃなくてもいいんじゃない!?」と言ってしまう。自分の気持ちをないがしろにされたことにキレたリカは、職場でも完治を無視。自分の発言を反省した完治は、前言を撤回し、リカにこの言葉を伝えて「俺も絶対リカじゃなきゃダメだから」と本心を打ち明ける。そこからのリカとの応酬は第7話の見せ場の一つ。「24時間抱きしめて」というリカからのリクエストに、「それは物理的に無理だけど……」と真面目に返してしまう完治と、そんな完治を思いっきりビンタするリカ。感情をぶつけ合いながら、2人は再び強く抱きしめ合う。完治とリカの熱い思いが爆発した、本作の中でも屈指の名シーンとなっている。

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