ブラザートム、台本通りにできない!?クセの強いカフェ店長を熱演中『隕石家族』第7話

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羽田美智子が主演を務めるオトナの土ドラ『隕石家族』(東海テレビ・フジテレビ系、毎週土曜23:40~)の第7話が、5月23日に放送される。

本作の舞台は、巨大隕石の接近で地球滅亡まであと半年の運命にある東京。幸せに暮らしていた門倉家に起こる、主婦・久美子(羽田)の突然の主婦卒業&恋愛宣言。そこから家族の知らない一面が次々と明かされ、毎回シリアスな告白がみどころのスペクタクルホームドラマ。羽田のほかに、長女の美咲役で泉里香、次女の結月役で北香那、義母の正子役で松原智恵子、夫の和彦役で天野ひろゆきキャイ〜ン)、久美子の憧れの人・片瀬清人役で中村俊介らが出演する。

隕石接近で世の中も門倉家もバタつくなか「飄々(ひょうひょう)として年齢不詳」「世の中のパニックをどこか楽しんでいる」と話題なのが、ブラザートム演じるカフェ「イスカンダル」店長・古代鉄郎。翔太(中尾暢樹)のバイト先として度々登場するが、「アドリブがすごい」とスタッフの間で話題になっていることについては、「“台本通りにできない”というのが正しい言い方だと思うんですけどね。7話では店に入るなりうがいをしたんですが、あんなのがあったら面白いなぁと思って。もう隕石が落ちてくるなら、お客さんの前で何やったっていいじゃないかみたいな感じで(笑)。自由にやらせてくれて、しかもOKしてくれる監督がすごいんだろうなと思いますよ」と謙遜しながらコメント。

結月役の北とはラジオで共演していたといい、「北香那はね、ラジオで一緒だったんだけどフリートークが面白いんですよ。このドラマの撮影でも、僕のアドリブに全部返すでしょ? 女優さんだとなかなかあんなふうに返せないですよ! もっとあの子のフリートークを生かしたいけど、バラエティ番組に出て、変につぶれたりしないで、役者でいてほしいですね。バラエティは番組が盛り上がれば何でもさせられたりして、そうすると北香那がつぶれてしまうと思うので、北香那をちゃんと見てくれる番組だったらいいかな」と絶賛した。

また、7話では衝撃の“告白”シーンがあるといい「ずっと最初から“その設定”になっていたので“7話でバラすぞ”という重さを出そうとずっと演じてきましたが……その重さの影みたいなものがドラマを見ている皆さんには、伝わっていましたよね(笑)?」と意味深に話している。

最後に「このドラマは20年くらい前の無茶苦茶だった韓国ドラマみたいな……これ、褒めていますよ、僕が好きだった頃のものなので。そのドタバタ喜劇的な滅茶苦茶さ加減は、1話から見ていればスピードに乗れるけど、7~8話からだと、かなり速い速度で回している縄跳びに入らなきゃいけないような感じになりますね。今の時代をこれほどぶった切っているドラマは無いし、いろんなメッセージをコメディという形で伝えているのが楽しくて、本当に良い作品だと思います。7~8話だけ見るという方は“最後の5分で映画館に入っちゃった”みたいな感じになってしまうかもしれないですね(笑)」と視聴者にメッセージをおくった。

<第7話あらすじ>
隕石が再び向きを変える中、片瀬(中村)と暮らし始めた門倉家。認知症の進む正子(松原)は、片瀬を亡夫と思い込む。家族と純愛の両方を手にした久美子(羽田)のはずだったが、片瀬が和彦(天野)から借金をしていることを知り複雑な思いに。地球脱出を拒否した結月(北)だったが、翔太(中尾)の再三の説得に加え、家族が隠していたある秘密を聞いて涙、涙、涙の決断を迫られる。しかし、感動だけでは終わらない、和彦に緊急事態が!

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