大野智演じる奇才の防犯オタク、密室事件の謎を暴く!『鍵のかかった部屋』特別編

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大野智が、月9初主演を飾ったドラマ『鍵のかかった部屋』(フジテレビ系)の特別編が、5月11日(月)21時から放送される。

奇才の防犯オタク・榎本径(大野)が、弁護士の青砥純子(戸田恵梨香)と芹沢豪(佐藤浩市)とともに難解な密室事件を解明していく、2012年に放送された痛快エンターテインメントドラマ。貴志祐介の「防犯探偵・榎本シリーズ」を原作に、セキュリティシステムを知り尽くした榎本によるハラハラドキドキの“密室破り”が描かれた。

<あらすじ>
東京総合セキュリティに勤める榎本径(大野)は、弁護士・青砥純子(戸田)に頼まれ、先輩弁護士の芹沢豪(佐藤)と密室事件の現場にやってきた。そこは、葬儀会社の社長・大石の遺体が見つかった山荘だった。警察は、山荘が密室だったこと、大石が末期のがんを患っていたことから自殺と断定。しかし、大石の友人・円山(浜田晃)と司法書士・日下部(堀部圭亮)は疑念を抱き、芹沢に調査を依頼したのだ。榎本らを山荘に案内した日下部は、遺体を発見した日の状況を説明し始めた。

その日、日下部は、大石の甥で葬儀会社の専務・池端(風間杜夫)と山荘に赴いた。窓から部屋をのぞくと人影が見えたため、窓を破って室内に入ると、大石が部屋のドアを背にして体育座りのような姿勢で死んでいた。脚の前には重厚なテーブルが置かれ、そのテーブルはどっしりとしたソファで固定、また、ドアには天井から床まで白幕が張られ、遺体はそこに座っていた。

純子が日下部の説明を聞くなか、芹沢は「大石は自殺だろう」と、榎本に同意を求める。と、榎本はドアとテーブルの間に遺体と同じ姿勢で座っていた。

後日、純子は、芹沢を連れ、東京総合セキュリティに榎本を訪ねた。「備品倉庫室」と書かれた薄暗い倉庫にいた榎本は、ふたりに山荘を完璧に再現した模型を見せた。一度の入室ですべてを記憶したという榎本は、大石が自殺かどうか、検証すると言い……。

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