伊藤健太郎の“カンチ”は年下男子キャラ度がUP!『東京ラブストーリー』が“進化”してカムバック

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永尾完治(伊藤健太郎)は赤名リカ(石橋静河)から翻弄され…
永尾完治(伊藤健太郎)は赤名リカ(石橋静河)から翻弄され…

伊藤健太郎石橋静河清原翔石井杏奈が出演するドラマ『東京ラブストーリー』が、4月28日(火)24時よりフジテレビの運営する動画配信サービスFODで配信される。

本作は柴門ふみの同名漫画を原作に、4人の若者の恋や葛藤、すれ違いを描くラブストーリー。1991年には織田裕二鈴木保奈美の主演でドラマ化され、社会現象を巻き起こした。物語のベースラインは、恋愛ドラマの金字塔として語り継がれる1991年版を踏襲。その上で、登場人物の性格や細かな設定などは、現代風のアレンジが加えられている。

まず注目したいのは、伊藤演じる“カンチ”こと永尾完治と、石橋演じる赤名リカのキャラクターだ。地元の広告代理店の愛媛支部から東京本社に配属となった完治と、上司から完治の面倒を見るように言われたリカは、仕事もプライベートも序盤は常にリカがリード。完治の性格を初対面で見抜き、「キミさ、白いご飯みたいって言われたことない?」とからかってみたり、いきなりキスを迫って「たかがキスじゃん」と事も無げな顔をしてみたりと、1991年版と同様に、リカは常識に囚われない、ちょっぴり風変わりな女性として描かれている。

奔放でありながら自分に正直なリカは、仕事に対しても一切忖度なし。先輩社員にも自分の意見をはっきりと述べる強さ、上司との不倫をうわさされてもどこ吹く風、そして何よりも常に“ワクワク”を求めて仕事や恋に邁進する姿は、大きな共感を呼ぶはずだ。

一方、完治は自分でも「普通オブ普通」と卑下してしまうほど、純朴で真面目な性格。リカのからかいに戸惑ったり、恋心を抱いていた関口さとみとの再会に喜んだり、一喜一憂する姿が微笑ましく、思わず応援したくなってしまう。1991年版ではリカに翻弄されながらもすぐに「リカ」と呼ぶようになったのに対し、今作では「赤名さん」と控えめに呼ぶ完治。“お姉さんオーラ”を出しながら違和感なくリカに扮する石橋と、真っ直ぐで自然体な“弟キャラ”伊藤の演技は、本作の見どころの一つになっている。

そして、清原演じる三上健一と、石井演じる関口も本作には欠かすことのできない重要なキャラクターだ。完治とは対照的に、女性関係が派手な医大生の三上と、保育士として働く関口は、共に完治の同級生で、3人は完治が上京したのをきっかけに東京で再会する。関口に思いを寄せる完治と、三上に惹かれながらも、そんな自分を認められない関口。そして、完治の関口に対する思いを知りながらも、関口が気になる三上。それぞれの思いが交差しながら物語は進んでいく。

また、注目なのが随所に登場する“リカ語録”。1話目では「恋なんて1人で勝手に盛り上がらなきゃ始まらないじゃん」「私は変化しないことに耐えられないタイプだからさ」など、ほかにも多くの印象的なセリフが繰り出され、完治だけでなく視聴者の心も揺さぶられていくだろう。これら“リカ語録”はFODで先行公開されているPR動画でもふんだんに使用されているので是非チェックしていただきたい。そして、1991年版のリカが放ち、現在でも語り草となっている名セリフ「カンチ、セックスしよ」は、どのように登場するのか? 東京を舞台に“新たな”恋物語がスタートする。

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