市川海老蔵が織田信長に!十三代目市川團十郎襲名記念ドラマでフジテレビ系初主演

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市川海老蔵が、この夏フジテレビで放送される“桶狭間の戦い”を題材とした本格時代劇『桶狭間 OKEHAZAMA~織田信長~』(仮)にて、戦国時代の武将・織田信長を演じることがわかった。同ドラマは、海老蔵の十三代目市川團十郎白猿襲名を記念した特別企画ドラマで、同局では初の主演を務める。

5月に十三代目市川團十郎という歌舞伎界の最高名跡を襲名する海老蔵が、『連続テレビ小説 なつぞら』(NHK、2019年4~9月)、大河ドラマ『風林火山』(NHK、2007年)など数々のヒットドラマを世に送り出してきた大森寿美男の脚本で、型破りな発想と戦術で戦国時代を勝ちぬき、天下統一の基礎を築いた武将・織田信長を演じる。

1560年に起こった桶狭間の戦いは、尾張東部に侵攻した駿河の大大名である今川義元の大軍に対し、尾張の信長がわずかな軍勢で今川本陣を強襲し、義元を打ち破った日本史上最も名高い“大逆転劇”。また、信長は、市川團十郎の屋号である成田屋が、歌舞伎で演じ続けてきた大事な演目であると同時に、海老蔵自身、NHK大河ドラマ『おんな城主 直虎』(2017年)でも演じたことのある、特別に思い入れのあるキャラクターだ。

現実的な合理主義者で常に常識を疑い、自分の目と力のみを信じ、全く新しい価値を創造した男・信長が、高貴な家柄を尊び、慣習や伝統的価値観の守護者たる大大名であった義元を倒したことは、まさに中世から近世への時代の大きな変革の始まりを象徴している。一躍時代の寵児となった信長像は、伝統ある歌舞伎界の中心にありながら、常に変革を求めている海老蔵そのものと言えるだろう。

海老蔵からのコメントを、以下に紹介する。

<市川海老蔵 コメント>
――本企画を最初に聞いたときの印象はいかがでしたか?

2018年10~12月放送の月9ドラマ『SUITS/スーツ』(10、11話ゲスト出演)撮影の時に、フジテレビの方と次回は時代劇ドラマでご一緒したいと話していました。そんな時、信長を主人公とした原作企画の話があり、“信長”なら是非、演じてみたいと思いました。“桶狭間の戦い”に焦点を絞った脚本ができ上がり、これからの撮影が楽しみです。

――フジテレビドラマ初主演の感想は?

時代劇ドラマですので、『鬼平犯科帳』などの名作で実績のあるフジテレビさんとご一緒できて幸いです。

――織田信長を演じるにあたってのお気持ちは?

私がイメージしている“信長”像を演じてみたく思っています。

――視聴者へメッセージをお願いします。

河毛(俊作)監督の元、豪華な共演者が多数出演してくださると伺っています! 放送をどうぞお楽しみにしていてください。

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