ピン芸人の日本一を決める『R-1ぐらんぷり2020』(カンテレ・フジテレビ系)の決勝戦が8日、都内で行われ、マヂカルラブリー野田クリスタルが優勝した。

2532人のエントリーの中、決勝にコマを進めたのは野田のほか、おいでやす小田大谷健太(敗者復活)、SAKURAIすゑひろがりず南條庄助ななまがり森下直人ヒューマン中村、ほしのディスコ、守谷日和、メルヘン須長ルシファー吉岡ワタリ119の12名。野田はファイナルステージで大谷、南條を下して優勝。賞金500万円と、フジテレビでの冠番組、サントリーのストロングゼロ1年分を獲得した。

野田はトロフィーを抱えて優勝会見の壇上に登場。報道陣のフラッシュを浴び、「優勝の実感はありますか?」と聞かれると満面の笑みで「あります!」と即答。「M-1でもキングオブコントでも決勝に行かしてもらったけどクソみたいな結果で。今回で報われたなと思いました」と述べ、「本当によかったです。優勝しないと来年、再来年と優勝から遠のいてしまうと思っていたので優勝できてよかったです。みなさんのおかげです」と感謝の気持ちを述べた。

マジカルラブリーは昨年末の『M-1グランプリ』で審査員の上沼恵美子に激怒される一幕が話題となったが、優勝会見ではそれを自らネタにし、「今回は審査員に怒られなくて良かった」と照れ笑い。今回の審査員では桂文枝を恐れていたといい、「正直、あまりお話はしていないですけど、文枝師匠が僕に(怒って)来るかなと思っていたんです。でも文枝師匠は僕に最初に(票を)入れてくれていて、これは(優勝)あるかなと思いました」とコメント。上沼に対しても「えみちゃんやったよって」と声をかけたいと発言。賞金も「『快傑えみちゃんねる』のために使いたい」と冗談交じりに話して会場を笑わせた。

500万円の具体的な使い道については「雑に使おうと思います。旅行とか課金とか。相方には死んでもあげません」ときっぱり。また、『R-1ぐらんぷり』『キングオブコント』『M-1グランプリ』のトリプルチャンピオンを目指していることを以前公言していたことを問われ、「可能性が広がりましたね」と声をかけられると、これにも茶目っ気たっぷりのコメント。「リーチかかっているのは粗品霜降り明星)なんです。粗品を殺そうかなって。殺します」と粗品へのライバル心をのぞかせた。

今回は新型コロナウイルスの影響で、無観客での開催となったが、これには「僕は無観客のほうがやりやすいかなと思いました」と前向き。「完全なる無観客でやるネタ番組とかあって、そこで鍛えられていたので……。お客さんを意識しなくてよかった。審査員の方々を笑わせるつもりで頑張りました」とコメント。「しかも今回の件でライブとか全部なくなってしまっていたので、無観客でしか練習できなかったこともいい結果につながったと思います」と感慨深げに話していた。

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