上野樹里「うれしいのと驚きの感情」月9初2クール連続で『監察医 朝顔2』放送決定

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上野樹里が主演を務めるドラマ『監察医 朝顔2』(フジテレビ系、毎週月曜21:00~)が、夏・秋2クール連続で放送決定。2クール連続放送は、月9ドラマとしては33年の歴史において初で、フジテレビ系連続ドラマとしてはフジテレビ開局50周年記念ドラマ『不毛地帯』以来、実に10年ぶりとなる。

2019年夏クールに放送された『監察医 朝顔』。主人公で法医学者の万木朝顔(上野)と、父でベテラン刑事の万木平(時任三郎)がさまざまな事件と遺体に向かい合い、かたや解剖、かたや捜査で遺体の謎を解き明かしていく。その一方で、母が東日本大震災に被災し、今なお行方が分からずの癒えることのない悲しみを抱えている朝顔が、母が亡くなった穴を少しでも埋めるかのように父と肩を寄せ合って笑顔と涙を繰り返し、刑事の桑原真也(風間俊介)との結婚、娘のつぐみ(加藤柚凪)の誕生を経て、家族とともに少しずつ母を亡くした悲しみを乗り越えていく姿を描いた感涙のヒューマンドラマだ。

視聴率では、2019年夏クール放送の連続ドラマにおいてトップを獲得し、月9ドラマとしては『コード・ブルー-ドクター・ヘリ緊急救命-THE THIRD SEASON』以来、2年ぶりに全話2桁を達成。放送終了後には続編を望む声を含めて1000件近くも視聴者から称賛の声が寄せられた。

『監察医 朝顔2』は、『監察医 朝顔』ラストの翌年春を舞台に幕開け。あの頃と変わらない日常を過ごす朝顔たち万木家が、あることがきっかけで朝顔は平の代わりに東北へ母の遺体と“生きた証”を探しに行くことになる。

本作は、すでにクランクインをしており、連続ドラマとしては異例の早さで撮影を開始。四季の移ろいとともに、2クール連続放送だからこそできる丁寧さで、父娘とその家族のかけがえのない日々を情感豊かに描く。

クランクイン前、上野は続編について「作品を終えると、普段はなかなかお会いする機会がないので、『監察医 朝顔2』で再び皆さんと集まれることを幸せに思います。本当に実力のある方々なので、前回の自分の反省を生かして、より良い共演ができるように努められたらと思います」と意気込みを語っている。

時任は「みなさんとの再会を楽しみにしていますが“じぃじ”役としては特につぐみの成長が楽しみです」と期待。風間は「みんなに会えるのが楽しみなのですが、やはり朝顔、平さん、そして何より、つぐみに会えるのが楽しみです。ちょっと大きくなったつぐみに早く会いたいです」と言い、加藤は「ママとパパとじぃじにずーっとあいたかったよ!つぐみちゃんのあとにいったさつえいのおはなしとかおしえてあげたいの」と、本作のクランクインを控えての心境を明かしていた。

クランクインは、群馬県某所の一面の銀世界にて、家族旅行中の万木家の4人というシーンの撮影。この日、久方ぶりの再会を果たした4人は、大きな喜びを分かち合うとともに、降り積もった雪を初めて見るのはこの日の撮影が生まれて初めてだという加藤が特に大はしゃぎ。

上野たちは温かいまなざしで加藤さんを見守り、撮影ではお芝居を超えたアドリブで、4人とも全身雪まみれに。一方で、初めてが故に降り積もった雪の上をどうやって歩くか分からない加藤を、何度も上野が抱きかかえて連れて行き、時任や風間が「大丈夫?」と気遣うという一幕も。そんな4人の姿に制作スタッフからは「本当の家族みたい」という声が漏れていた。

最後に朝顔たちが手伝いながらつぐみが作った、朝顔の雪だるま、ひときわ大きな平の雪だるま、なぜか朝顔より小さい桑原の雪だるま、そしてつぐみの雪だるまの前で記念撮影がおこなわれ、穏やかで終始、笑顔の絶えないクランクインとなった。

キャスト陣からのコメントを紹介する。                           

<上野樹里コメント>
――『監察医 朝顔2』放送決定の話を聞いた際の感想を教えてください。

『監察医 朝顔2』のお話を聞いた時、うれしいのと驚きの感情がありました。それから企画の内容をお聞かせいただきまして、いまだ朝顔を通して皆さんに伝えるべき役割がある事を確信しました。今では再び朝顔の共演者、スタッフの皆さんと素晴らしい作品作りができる事を大変有り難く思います。

――初めての2クール放送のドラマ出演となりますが、朝顔を演じていく上での意気込みを教えてください。

長期の撮影となるので、当たり前の様ですが体調管理をしっかりしながら、皆さんと共に作品作りに没頭できたらなと思います。撮影というのは、本当にたくさんの方々のご協力があってできるものなので感謝をしながら大変な時も支え合って乗り越えていきたいです。

――視聴者の方々へメッセージをお願いします。

昨年からドラマをご覧になってくださっていた方々、本当にありがとうございました。2クールという長期に渡っての放送となりますが、皆さんに毎週月曜の夜を楽しみにしてもらえるようなドラマ作りができたらいいなと思います。

『監察医 朝顔2』は、昨年の『監察医 朝顔』と少し違うものがテーマになって来ます。それは誰もが共感でき、普遍的なものです。皆さんの生活に寄り添えるような、また皆さんが朝顔に寄り添ってくれるような、優しくて温かいドラマになれば良いなと思います。楽しみにしていてください。

<時任三郎コメント>
――『監察医 朝顔2』放送決定の話を聞いた際の感想を教えてください。

連続ドラマの続編に参加できるのはあまりない事なので、とてもうれしく思います。

――平を演じていく上での意気込みを教えてください。

シーズン1の世界観を大切に、さまざまな人間愛を感じていただけるように頑張ります。

――視聴者へメッセージをお願いします。

職業的には特殊な分野の仕事をしている家族ですが、日々の暮らしや生きていくという部分を丁寧に表現できたらいいなと思っています。ご期待下さい。

<風間俊介コメント>
――『監察医 朝顔2』放送決定の話を聞いた際の感想を教えてください。

前作、放送終了直後から、多くの人たちに、『監察医 朝顔』のみんなをもっと見たいと言って頂きました。僕も、もっとみんなに会いたいと思いました。なので、新シリーズのお話を頂いた時に、皆さんの要望と僕の願い、両方がかなうのがうれしかったです。

――桑原を演じていく上での意気込みを教えてください。

もちろん、また皆さんに楽しんで頂けるよう、気合は十分なのですが、みんなが自然に家族や仲間になっていった作品なので、今回も実家に帰るような気持ちでいきたいと思っています。

――視聴者の方々へメッセージをお願いします。

前作より長く皆さんに、『監察医 朝顔』を見て頂けることになりました。この物語が2020年、皆さんの宝物になりますように。

<加藤柚凪コメント>
――『監察医 朝顔2』放送決定の話を聞いた際の感想を教えてください。

またママとパパとじぃじにあえるってこと!? やったー☆

――つぐみを演じていく上での意気込みをお願いします。

ゆずはいっつもノリノリ~♪またおウチでみんなとごはんたべるのたのしみだな~!

――視聴者の方々へメッセージをお願いします。

ゆずもつぐみちゃんできるのたのしみですっ! あさがおみてね。

<プロデュース・金城綾香コメント>
『監察医 朝顔』は家族の物語なので、2019年に放送が終わった直後から、シーズン1では描けなかった結婚後の5年間も含めて、まだまだ色んなお話を紡ぎたいと思っていました。そんな願いが届き、続編というだけでなく、“せっかくなら2クールはどうか”と社内から打診を受け、とてもうれしく、考えるよりも先に“やります!”と即答をしたことを覚えています。

この夏、日本中に愛された朝顔一家が、帰ってきます。また視聴者の皆様にご覧いただけること、大変光栄に思います。昨年の夏の終わりから1年経て、今年はなんと年末までご一緒です。一家の四季折々をお楽しみいただけますと幸いです。

<演出・平野眞コメント>
朝顔はいつものように晴々とした笑顔で、つぐみがこれまでのように無邪気で天然で、桑原は相変わらずまわりに気を配って優しくって、平は今まで以上に穏やかなたたずまい。僕自身もスタッフも視聴者も待ち望んだ『監察医 朝顔2』ですが、もしかしたらこの4人が一番楽しみにしていたのではないでしょうか。雪の中で遊ぶシーンの撮影でしたが何も変わることなくすてきな4人の笑顔がそこにありました。

今までの『監察医 朝顔』と変わることなく家族の日常、法医学教室に運ばれるご遺体から事件の真相を紐解く朝顔たちの活躍、東日本大震災で亡くなった母親・里子の遺品捜しを今まで通り丁寧に描いていきます。そして今回は“大切な人の死”というものに対しての考え方、“大切な人の余命”に対してのさまざまな考え方を、主人公の朝顔を通して2クールで表現していきます。ご期待ください。

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