新木優子、鈴木保奈美ら前作に続き『SUITS/スーツ2』に出演「絶対パワーアップしよう感は共通認識」

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織田裕二が主演を務め、Hey!Say!JUMP中島裕翔とバディを組む、4月期の月9ドラマ『SUITS/スーツ2』(フジテレビ系)。この度、シーズン1に引き続き、新木優子中村アン小手伸也鈴木保奈美が出演することが明らかになった。

本作は、2018年10月期に放送されて人気を博した『SUITS/スーツ』の続編となるリーガルドラマ。前作に引き続き、織田が負け知らずの敏腕弁護士・甲斐正午を、中島が経歴詐称の天才青年・鈴木大輔を演じる。ドラマでは、2人が様々な訴訟に向き合い、問題を解決していく姿が描かれる。

今回、メーンビジュアルの解禁と共に、甲斐と大輔が働く「幸村・上杉法律事務所」のキャストが一挙に解禁に。

新木が演じる聖澤真琴は、「幸村・上杉法律事務所」に勤務するパラリーガル(弁護士の業務をサポートする人)。父親は有名な敏腕弁護士で、幼いころから弁護士を目指すものの、法科大学院の受験に失敗し、“受験恐怖症”に。そのため、弁護士に対して極度のコンプレックスを持ち、絶対に負けたくないと意固地になることも。パラリーガルとしてはとても優秀で、事務所でもトップクラスの調査能力を持つ。職場恋愛に対しては慎重だったが、大輔の人間的な魅力に徐々にひかれていく。

中村は、「幸村・上杉法律事務所」に勤務し、十年来の甲斐の秘書・玉井伽耶子役。おしゃべりとゴシップが大好きで、頭の回転が速く、人心掌握術にたけ、かゆいところに手が届く才色兼備の女性で、甲斐と仕事をするうちに互いに信頼を深め、甲斐が弁護士に転身したタイミングで秘書に。独特の観察眼を持ち、甲斐だけでなく大輔や真琴らのよき相談相手。一方で、親身になるフリをしながら、事務所が円滑に回るために相手を操ることも。甲斐と事務所に忠誠を誓う影の立役者だ。

小手が演じる蟹江貢は、「幸村・上杉法律事務所」に所属するジュニアパートナー弁護士。甲斐とは若手のころからしのぎを削ってきたライバルで、ことあるごとに衝突している。極度のひねくれ者で嫌味なところがあり、上には迎合、下には圧力をかけがちだが、根本的にはお人よしで、どこか憎めない一面を持つ。経済分野が得意で、事務所では甲斐と肩を並べる稼ぎ頭。甲斐と大輔のバディに嫉妬したり、足を引っ張ろうと画策する蟹江の煩わしさは今作も健在だという。

そして、鈴木は、日本の四大法律事務所の一つ「幸村・上杉法律事務所」の代表弁護士・幸村チカに扮する。検事時代に八方ふさがりになっていた甲斐を救い、弁護士として引き取っため、傲慢な甲斐が唯一頭の上がらない存在。代表として誰に対しても正当な評価を下し、事務所を“家族”のように愛している。そのため、事務所の秩序を壊そうとする者に対しては容赦ない対応をとり……。前作で、大輔の経歴詐称について知ってしまったチカが、今作でどのように動くのか。

メーンビジュアルは、前作より大きくスケールアップした「幸村・上杉法律事務所」のセットで撮影。織田を中心に「幸村・上杉法律事務所」で働く華やかなキャストが脇を固め、今作ならではの事務所の一体感や対立関係をこの1枚で表現したという。また、窓外に目をやり、こちらに背を向けて映っている男性の存在も。一体誰なのか、物語だけでなく、メーンビジュアルにまで伏線が張り巡らさられている。

<新木優子コメント>

――『SUITS/スーツ2』の放送が決まった時の率直な感想をお聞かせください。

自分の中ですごく思い入れのある作品の一つで、『SUITS/スーツ』の現場はファミリー感やチームの一体感があって好きだったので、もう一度皆さんとご一緒できることはすごくうれしいです!

――自身の役柄への思いは?

私自身、この1年半で全く違う役をいくつかやらせていただき、聖澤真琴の演じ方が変わってないかという不安はありました。でも、この現場に入ると真琴を演じる上で大切にしていたことがよみがえってきました。シーズン2の真琴は、試験恐怖症とちゃんと向き合うというところが一番大きい部分だと思うので、そこはしっかりと向き合って演じていければと思います。

――共演者について思いを教えてください。

このファミリーと再び集まることができることがすごくうれしかったです! 皆さんに会うことによって真琴を取り戻すことができました。この空気感が懐かしいなと思いながらも、これからの撮影がすごく楽しみです。役としては、大輔が戻ってきたことが真琴にとって大きく、真琴に何か変化をもたらしてくれるのかなと思っています。

――番組を楽しみにしている視聴者に向けメッセージをお願いします。

シーズン1を楽しんで下さった方はもちろん、シーズン1をまだ見られていない方もシーズン2からでも楽しめるポイントがたくさんあります。1話完結のスッキリ見られる作品で、どの世代の方にも楽しく見ていただける作品だと思います。シーズン1よりもっとパワーアップした『SUITS/スーツ2』で帰ってくるので、楽しみにしていただきたいと思います!

<中村アンコメント>

――『SUITS/スーツ2』の放送が決まった時の率直な感想を教えてください。

続編をやらせていただくことが初めてで、さらにシーズン1の最後の方に“(続編が)あったらいいね”って言っていて、それが本当に実現してすごくうれしかったです!

――自身の役柄への思いは?

玉井は、いい意味でそのままの私のパブリックのイメージに近い役柄で、いろんなところで“スーツ見てるよ”、“役がステキ”と言っていただくことが多かったので、前回の玉井をよりパワーアップさせられたらいいなと思います!

また、前回は甲斐先生やチカと少し距離がある感じがしたので、今回は年齢など関係なく対等な立場としてグッと近寄ることを意識しています。やっぱり緊張はしますが、そこは対等な関係を今回は出せるようにしていきたいです。また、この1年半で違うお仕事を通して、自分がお芝居で成長できたことをちゃんと発揮できたらいいなと思っています。

――共演者についてお聞かせください。

シーズン2なので、みなさんすごい自然な感じで、一緒にお昼ご飯を食べたりなど、意外とみなさんと久しぶり感がなく普通です(笑)。前室と本番がそんなに変わらない感じがすごくよくて、“あうん”の呼吸って感じがします。すごいチーム感を感じます!

――番組を楽しみにしている視聴者に向けメッセージをお願いします。

前回に引き続き見てくださる方も、今回から新しく見てくださる方にも楽しんでいただける作品になっていると思います。また、私たちのファッションなど、女性ならではのポイントも注目して楽しんで頂ければと思います!

<小手伸也コメント>

――『SUITS/スーツ2』の放送が決まった時の率直な感想を教えてください。

素直にうれしかったです。ファンの方たちならご存じだと思うんですけど、アメリカで放送している原作の“SUITS”もシーズン2からより面白く、作品の本領を発揮してくるところがあります。僕らもそれを感じながらシーズン1をやっていたところがあって、続編に関してはすごく意識はしていました。それが実現して、また演じられることの喜びがあります!

――自身の役柄への思いは?

原作のルイス・リットにあたる、蟹江貢を演じるにあたってシーズン1からプロデューサーの後藤さんから“すごい大事な役だから”という非常にありがたい言葉と共にプレッシャーを与えて頂き、シーズン2をやるにあたっても後藤さんから“この作品は蟹江にかかっているんで”というより大きなプレッシャーをもらいました。

甲斐と蟹江はお互いを意識し合うライバル的な関係で、それに大輔が入ってきて少し関係性が変化していき、今回は人間関係の濃度がさらに濃くなると思います。シーズン1の蟹江はコメディ感が強かったかと思いますが、今回はコメディ部分を担うだけではなく、人間としての蟹江をお楽しみいただけるように、より役に踏み込んでいきたいなと考えています。

――共演者についてお聞かせください。

シーズン1を通して築き上げてきたチームワークみたいなものをそのまま踏襲できる強みはすごくあると思いました。やっぱり、久しぶりにみんなが集結した時はすごくホーム感がありました。織田さんも“これは事務所の人間関係を描いているけど、大きく見れば家族の話だよね”みたいなことをよくおっしゃっていて、本当にホーム感のあるいい雰囲気の現場です。

――番組を楽しみにしている視聴者に向けメッセージをお願いします。

原作の“SUITS”が好きな方ならご存じの通り、シーズン2から盛り上がっていきます! 原作のシーズン2の内容をできるだけ踏襲しながら、日本版でやることのオリジナリティを大事に考えているので、原作を知っている人も知らない人も楽しんでいただける作品を目指しています! どうかご期待いただければと思います。

<鈴木保奈美コメント>

――『SUITS/スーツ2』の放送が決まった時の率直な感想をお聞かせください。

だから言ったでしょ。やるって(笑)。準備は万端です。楽しみにしております!

――自身の役柄への思いは?

シーズン1以上にいろんな意味で深めていきたいなと思っています。私自身も原作を見ていて、どうしてもジェシカさんのイメージで演じようとしてしまう部分があって、まだ少し自分の中でバランスが難しいところもありますが、もう少し思い切ってチカのキャラクターを強めていきたいなと思います。また、甲斐、蟹江、周りのメンバーとチカの関係性などがシーズン1以上に見えてくると思います。

――共演者について教えてください。

シーズン1が終わって、皆さんそれぞれ他の現場で活躍していて、また集まったところで、それぞれが1年間あたためてきたモノがきっとあると思います。絶対成長してると思うし、“絶対パワーアップしようね”っていう感じは共通認識であります。

撮影中もベースがある分、台本に対するディスカッションなどもよりスムーズになっていると思います。事務所のメンバー全員がそろうシーンはなかなかないのですが、ポスター撮影があったりとスタートダッシュの時期にみんなで一緒にいることが多かったので、さらに結束を高められたと思います。

――番組を楽しみにしている視聴者に向けメッセージをお願いします。

すべての面でよりパワーアップしていきたいと思っていますし、きっとそうなると思います。それから、私たち自身も驚くような多彩で強力なゲストもいらっしゃいます。シーズン1の魅力を欠くことなく、さらに倍増させてお届けできると思います!

後藤博幸プロデューサーは「シーズン1で実現できなかった事務所の“メンバー全員での撮影”、そして原作の舞台であるニューヨークの街並みに負けない“東京・丸の内”の風景をメーンビジュアルにしました。背景にある丸の内の街並みは、シーズン1が終わってから1年以上ずっと丸の内を一人で歩き回り、ここがベストの場所だと思えるほど、こだわり抜いたものです。

さらに、キャストの皆さんが約1年半、それぞれ他の現場で経験を積んで、パワーアップして帰ってきた感じと、 このメンバーは“ファミリー”と織田さんが普段からおっしゃっていますが、そんな6人をまるで“家族写真”のように表現しています。そして、窓の外を見ている男が一体誰なのか、予想してみてください。後ろ姿も最高です(笑)」とコメントを寄せている。

クライアントとのスリリングな交渉や訴訟のシーンだけでなく、「幸村・上杉法律事務所」のメンバーが織りなすスピーディーかつユーモラスな会話劇に期待が高まる。

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