伊藤淳史、刑期を終えた東堂定春役で再登場!「まさか出られるとは」『絶対零度』第5話

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2月3日に放送される沢村一樹主演の月9ドラマ『絶対零度〜未然犯罪潜入捜査〜』(フジテレビ系、毎週月曜21:00~)の第5話に、伊藤淳史が前作にも登場した東堂定春役で出演することがわかった。

本作は、2018年7月クールの月9ドラマとして放送された人気作品の新シリーズで、あらゆるビッグデータから予測された犯罪を未然に阻止する「未然犯罪捜査班」(通称・ミハン)の活躍を描く刑事ドラマ。

伊藤が演じる東堂は、前作でミハンの統括責任者として登場。子供の頃に無差別殺傷事件に巻き込まれ、父親を亡くした経験から、統括責任者として懸命に犯罪を未然に防ぐミハンシステムの実用化に取り組んでいた。しかし、その思いが強すぎて、ミハンの初めてのテストケースで起きてしまった冤罪事件を隠ぺい。その罪で収監され、一時は自殺を考えるも、井沢範人(沢村)からの「生きろ」という強い言葉で考えを改めた。

東堂として再登場することになった伊藤は、「前作では、捕まっていますし、まさか出られるとは思っていませんでした。新シリーズを一視聴者として楽しもうかなと思っていたところだったので、オファーをいただいて驚いています(笑)。また東堂を演じられるというのは、うれしいですし、ありがたいですし、本当に光栄です」と喜びを語った。

第5話は、刑期を終え、医療関係の機密情報や個人情報をもとに研究を行う民間のラボで働いている東堂が、ミハンメンバーに協力するというストーリー。井沢と東堂がタッグを組んで、捜査を展開していき、さらに、ミハンシステムを構築した過去を持つ加賀美聡介(柄本明)と東堂の意外な過去も明らかになる。

伊藤は、よそ1年半ぶりとなる沢村との共演に、「沢村さんが本当に自然に迎え入れて下さったので、あまり久しぶりの感じがしなかったです。変に気負うこともなく撮影に臨むことができました」と感謝。

また、久しぶりに演じた東堂については、「前作に比べて、今回は少し良い人になったように感じられるかもしれません」とキャラクター性の変化を指摘した上で、「ミハンを離れて、肩の荷が下りたと言いますか、彼の心が穏やかになっているではないかと感じています。今回、脚本上、本当に自然な形で再登場させて下さったので、東堂のその後の人生を納得して演じられました」と、自信を伺わせた。

最後に視聴者へのメッセージを求められた伊藤は、「前作で演じた東堂役で、新シーズンにも関わることができて本当にうれしいです。前作から話が続いているということを懐かしんでいただけたら、より今作を魅力的に感じていただけると思いますので、出演させていただいた第5話が新シリーズにとって特別な回になってくれたらいいなと思っています。久しぶりの東堂を僕自身も楽しんで演じましたので、ぜひご覧下さい」と締めくくった。

<第5話あらすじ>
井沢(沢村)たちの拠点となっているミハンルームに、代議士の児島祐三(信太昌之)や警視庁、総務省の上層部がやってくる。案内役の香坂(水野美紀)は、ミハンのこれまでの業績をアピールするとともに、現在、大学病院の医師・真田雄大(猪征大)を危険人物として捜査中だと報告する。

真田は、サバイバルナイフを購入しているほか、ネットに匿名で、「スーパードクター」と呼ばれる同じ大学病院の外科医・益子博文(近江谷太朗)への恨みを書き込んでいた。真田は、大学病院を追い出され、来月には離島に赴任するのだという。

潜入捜査中の山内(横山裕)や小田切(本田翼)は、人事の件で会う予定になっていた真田と益子をマークしていた。その際、山内は、待合室にいた男・多田敦彦(真青ハヤテ)が医師に化け、真田たちが会う部屋に向かっていることに気づく。ミハンの予測と違う事態の発生に驚く香坂たち。山内は、多田を発見して後を追ったが逃げられてしまう。その直後、真田が部屋にやってくる。するとそこには、ナイフで刺され倒れている益子の姿が。

益子の緊急オペが続く中、捜査一課の早川(マギー)は、重要参考人として真田に任意同行を求める。一方、井沢や加賀美(柄本)は、ミハンのデータがねつ造されているとにらみ、医療関係の情報を扱う情報機関を訪れる。そこで井沢たちを待っていたのは、かつてミハンの統括責任者・東堂定春(伊藤)だった……。

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