ベッキーが涙の感謝「“優しさ”を考えさせられた」要潤と津田寛治もクランクアップ『悪魔の弁護人 御子柴礼司』

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要潤主演のオトナの土ドラ『悪魔の弁護人 御子柴礼司 〜贖罪の奏鳴曲〜』(東海テレビ・フジテレビ系、毎週土曜23:40~)が、1月25日放送の第8話でエンディングを迎える。このほどクランクアップした要、ベッキー津田寛治が、ドラマへの思いを語った。

本作は、勝つためなら手段を選ばない“悪魔の弁護人”御子柴礼司が、元少年Aという過去を背負いながら、罪の償いとは何かを問うヒューマン法廷ミステリー。これまで“悪魔の弁護人”と呼ばれていた御子柴だが、殺人罪で起訴された実母・成沢郁美(浅野温子)を弁護する中で、人間味の垣間見える瞬間が出てくるなど、変化が表れていた。

第7話では、検察サイド優勢の裁判中、御子柴がいきなり廃業を宣言。果たして裁判はどうなるのか。物語はどんな終わりを迎えるのか。主要キャストの3人が、最終話の見どころやドラマの魅力などに言及した。

御子柴の事務所で働く日下部洋子を演じたベッキーは、寒い冬の朝、多くの通勤客が通る都内某所の川沿いでクランクアップ。スタッフの拍手の中、監督から花束を渡されると、目を潤ませながら挨拶を行った。

ベッキーは、「もう本当に幸せな現場でした。個人的には反省点しか浮かばないけど、みんなの優しさがすごい印象に残っています」とスタッフやキャスト陣への感謝を伝え、「私自身は“優しさ”というものをすごく考えさせられた作品になりました」と振り返った。

また最終回については、「一人ひとりの思いがビシビシ伝わるというか、もちろん主人公は御子柴礼司ですが“あの人の気持ちはこうやって着地するんだ”とか“最終的にこっちの方向に向かうんだ”っていう終わり方がとにかく素敵で、皆さんが誰に想いを重ねるかはわからないですが、ジーンと来る終わりになっていると思います!」と自信を覗かせた。

次席検事の岬恭平を演じた津田は、都内某レストランの岬一家の関係性が浮き彫りとなる食事シーンで撮了。全員が見守る中、「生涯の中でも良い仕事に出会えたなと思って、本当に感謝をしています」と挨拶した。

「色んな事をやりたくなるような現場だったので“ああしとけば良かった、こうしとけば良かった”と未練が残るところもある」と打ち明ける津田だったが、一方で、「今、自分の持てる力を全て出し切った感はありますね」と告白。

最終話については、「毎週毎週どんでん返しのあるドラマではあったんですが、全話を通してまた1つ大きなどんでん返しがあって、最終話にそれが明らかになるんですね。なので皆さん、ほっとせずに、固唾をがぶ飲みしながら(笑)、最終話を見ていただきたいですね!」とアピールした。

そして、主演の要も自身の出演シーンを撮り終えて、無事にクランクアップ。撮影を振り返りながら、「本当にハードなスケジュールの中、ハードな場所で、ハードなシーンを……ハードばっかりですね(笑)、でもスタッフの皆さんが日々ワンカットワンカット丁寧に撮っていく姿を見て、僕もその気持ちに触発されて、何とか御子柴を演じることができました」と感無量の様子。

最後は、「最近は流れていく連続ドラマが多い中、この作品は間違いなく僕の心の中に残る作品になりましたし、ずっと語り継がれていくような作品になったと思いますね」と締めくくった。

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