伊藤健太郎、憧れの木村拓哉との初共演「本当に夢のようでした」『教場』後編新キャスト発表

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主演の木村拓哉が見たことがないほど冷徹な役どころを演じると話題のフジテレビ開局60周年記念特別企画『教場』の後編が、1月5日(日)21時から放送。このほど、後編の新キャストとして、三浦貴大伊藤健太郎上白石萌歌佐久間由衣、嘉島陸の5名の出演が発表された。

本作は、ベストセラー(累計70万部)となった長岡弘樹の「教場」(小学館)シリーズを原作とした大作エンターテインメント・ミステリーであり、警察学校が抱えるリアリティーを描ききる衝撃の問題作。脚本・君塚良一、演出・中江功、音楽・佐藤直紀という最強の制作陣が集まり、フジテレビ開局60周年特別企画として4日に“前編”が放送され、すでに話題となっている。

木村演じるカリスマ教官・風間公親が教壇に立つ教場(警察学校教室)、通称“風間教場”。そこに集う生徒役として、工藤阿須加川口春奈林遣都葵わかな井之脇海西畑大吾関西ジャニーズJr.なにわ男子)、富田望生味方良介村井良大大島優子三浦翔平といった注目の若手キャストが集結。

さらに舞台となる警察学校の教員として小日向文世佐藤仁美和田正人といった超豪華俳優陣が、さらにその他の共演陣として石田明NON STYLE)、高橋ひとみ筧利夫光石研といった実力派俳優陣が名を連ねる。

後編の新キャストとして発表された、三浦、伊藤、上白石、佐久間、嘉島。木村との共演は映画『SPACE BATTLESHIP ヤマト』(2010年)以来の三浦は本作の木村の印象を「現場に立っている木村さんの存在感は変わらず、キャスト・スタッフ含め全ての人を引っ張っていってくれるような、そんなオーラがありました」と語り、本作の撮影現場を「独特の雰囲気で普段の撮影現場とはまた違う緊張感があった」と表現。撮影は「あれが撮影だったのかどうかも曖昧になる程、不思議な体験」と、緊張感あふれる現場だったという。

木村と初共演になる伊藤は、小さな頃から憧れていた木村との共演をとても喜んでいる様子。伊藤が一番好きなドラマが『プライド』(フジテレビ系/2004年)で、その作品の演出を手掛けた中江監督と主演の木村との共演を「お2人と一緒という事で本当に夢のようでした」と語った。また、伊藤は現場で木村からの突然のアドリブにも緊張しつつも見事な対応をみせ現場を盛り上げていたという。

バラエティ番組では共演があるが、お芝居では初共演となる上白石は木村の印象を「風間教官として教壇に佇む(たたずむ)お姿はあまりに厳格で、殺気を感じてしまうほど」だったと言い、「木村さんの目の奥に宿る炎のようなものを間近で感じ、終始ヒリヒリしていました」と表現。また、今回の撮影に際し、「いつかはと願っていた中江監督の作品に、こんなにも早く携わらせていただけるとは夢のよう」と中江組への参加できた事の喜びを語った。

木村とは初共演となる佐久間は、撮影を「今でも全ての瞬間を思い出して鳥肌が蘇るほど、決して忘れる事が出来ない経験」と回顧。撮影も終盤にさしかかった頃に撮影に参加したが、「皆様がもう既に作り上げられた世界観の中に、飛び込む緊張感はとてもリアルで面白かった」と言い、監督の印象を「ここは日本なのか? と疑うほどの緊迫した空気の中で、一人楽しそうにニコニコしている中江監督のお姿が、とても印象的でした」と振り返った。

同じく木村とは初共演となった嘉島も、木村に小さな頃から憧れていたという。そんな木村との共演を「感慨深く光栄」と明かし、「役に対する真摯(しんし)な向き合い方がとても印象に残っていて勉強になりました」と役者として木村から学ぶことも多かったようだ。今回、発表になった5人から届いたコメント全文を紹介する

<三浦貴大 コメント>
木村さんとの久々の共演、大変うれしかったです。前回は数年前になりますが、現場に立っている木村さんの存在感は変わらず、キャスト・スタッフ含め全ての人を引っ張っていってくれるような、そんなオーラがありました。私が出演させていただいた場面は、独特の雰囲気で普段の撮影現場とはまた違う緊張感があり、最初に足を踏み入れたそこは、まさに『教場』でした。あれが撮影だったのかどうかも曖昧になる程、不思議な体験でした。ご覧になった皆さんが、まるで“教場”にいるような緊張感を感じていただければ幸いです。

<伊藤健太郎 コメント>
幼い頃よりずっと憧れの存在である木村さんとご一緒させていただけるという事でこのお話をいただいた時は、心の底からうれしかったのを覚えています。実際の撮影では木村さんのアドリブで芝居場を作っていただき夢のような時間を過ごさせていただきました。また中江監督は僕の一番好きなドラマを作られた方でもあるので、お二人と一緒という事で本当に夢のようでした。そんな作品が僕自身、とても楽しみです。皆さんも是非楽しみにしていただけたらと思います。

<上白石萌歌 コメント>
『教場』は情報が解禁された時から一視聴者として注目していた作品だったので、お話をいただいた時はとても驚きました。いつかはと願っていた中江監督の作品に、こんなにも早く携わらせていただけるとは夢のようです。木村拓哉さんとは「BISTRO SMAP」に出演させていただいた際にお会いしましたが、お芝居の現場でご一緒するのは初めてでした。風間教官として教壇に佇むお姿はあまりに厳格で、殺気を感じてしまうほど。でもその裏にある愛情も、同じくらい受け取りました。木村さんの目の奥に宿る炎のようなものを間近で感じ、終始ヒリヒリしていました。出演にあたり、敬礼の練習を実際にさせていただいたことも印象深いです。周りのみなさんと息をそろえることや、まっすぐな背筋、精神を保つことの大変さを実感しました。木村さんはじめ、すべてのキャスト、スタッフのみなさんで一つのものに同じ熱を注いでいる様が眩しかったです。今回の出演でこれだけ多くのことを学ばせてくださったことに感謝しています。

<佐久間由衣 コメント>
木村拓哉さんと共演させていただくのは、今回が初めてになります。その現場が『教場』という作品だった事、とても光栄に思います。控え室で凄くご丁寧に挨拶して下さり、いざ現場に入られたら、そこには指先から足先まで圧倒的な風間教官のお姿がありました。凍りつくような張り詰めた緊張感と、今でも全ての瞬間を思い出して鳥肌が蘇るほど、決して忘れる事が出来ない経験をさせていただきました。木村拓哉さんの存在に打ちのめされ、何日もその感触が抜けない日々が続きました。今回、オーディションに参加させていただきたい。中江さんにお会いしたい。と強くお願いして出演が叶ったので、念願の撮影でした。皆様がもう既に作り上げられた世界観の中に、飛び込む緊張感はとてもリアルで面白かったです。ここは日本なのか?と疑うほどの緊迫した空気の中で、一人楽しそうにニコニコしている中江監督のお姿が、とても印象的でした。中江さんのアドバイスがあり、普段自分が求められる事が多い役柄とは少し違った女性になったかと思いますので、そこも楽しんで頂けましたら幸いです。

<嘉島陸 コメント>
『教場』の撮影現場は、木村拓哉さんをはじめ大先輩ばかりなので、貴重な現場に少しでも参加できたことがとてもうれしかったです。連続ドラマの『HERO』を見てからカッコいい検事役をされていた木村さんに憧れを持っていたので、木村さんの作品に参加できたことは感慨深く光栄でした。主演の木村さんは、撮影の合間も警察監修の方と打ち合わせをされていて、役に対する真摯(しんし)な向き合い方がとても印象に残っていて勉強になりました。現場での木村さんは、教官として存在されていたので、常に緊張感をもった状態でいることができました。中江監督とも初めてご一緒させていただきました。短い時間でしたが監督から声をかけていただき、一人ひとりをしっかり見てくださっていることを実感できて、さらに身の引き締まる思いでした。

<後編あらすじ>
3名が退校となり、27名となった風間教場。相変わらず厳しいトレーニングを続ける“風間教場”の生徒の中に宮坂(工藤)の姿がない。すっかり覇気が感じられなくなった宮坂の様子を気に掛ける楠本(大島)は風間(木村)にそのことを報告する。一方、宮坂らと距離を置く都築(味方)は風間の過去について調べていた。強行犯の刑事で切れ者と呼ばれていた事実にたどり着くが、右目の義眼についてはまだ真実にたどり着けないでいた。そんな都築を日下部(三浦)も宮坂も楠本も咎める。羽津希(川口)と佑奈(富田)にも変化がおとずれていた。対照的でありながらもいつも仲の良かった2人だが、目立つ羽津希の陰にいた佑奈が徐々に頭角を現していく。その佑奈の行動にはある理由が隠されていて……。

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