船越英一郎『世界のありえない映像』で思わず号泣「喜怒哀楽を出し切った」

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1月2日(木)の18時30分から3時間半にわたって、世界中から珠玉の映像を集めた『世界のありえない映像 新春スペシャル 超ド級100連発』(フジテレビ系)が放送。審査委員長として船越英一郎が、審査委員として、柴田理恵IKKOカンニング竹山吉村崇平成ノブシコブシ)、森泉小芝風花らが出演する。

番組では、あらゆるネットワークを駆使して世界各国の“超ド級のありえない映像”を100本ピックアップ。「キュンキュンかわいすぎる部門」「まさに決定的瞬間部門」「ハラハラドキドキ!目が離せない部門」「予想を裏切られた部門」「神業!スゴ技!びっくり部門」「あっと驚いた!どんでん返し部門」の6部門ごとに映像を紹介し、その中から、“究極のありえない映像グランプリ”を決定する。

プロスキーヤーたちがフランス・モンブランの雪山を縦横無尽に滑走するアクション映画さながらのリアル映像や、アメリカ・アラスカ州で起きた氷河の大崩落した瞬間を映した危機一髪の映像など、思わず手に汗握るドキドキ映像が目白押し。

また、体長20mのナガスクジラがオキアミを食べる様子を上空から映したり、スウェーデンのジェットコースターを一人称視点で撮影したりと、ドローンを駆使した迫力の映像に、審査委員の森は、「ドローンの登場によって撮れる映像が今までと全然違いますよね!」と大絶賛。審査委員長の船越も、最新撮影技術を使った映像の数々に驚いてしまう。

さらに、柴田が、「どういう瞬間に思いつくんだろう!」と興味を示したアメリカ人男性による電子タバコの煙を使った幻想的なパフォーマンスや、ベルギーのアーティストによる日用品の影とイラストを組み合わせたアートなど、芸術的な映像も登場。

その他、心をくすぐる動物たちの映像や、生命の不思議を感じさせる映像など、ノンストップで紹介される貴重映像の数々に、竹山も「本当にこの番組は休ませてくれない!」とこぼし、森も「それぞれの好みがあるから一つに決められないと思う!」と主張する。森の意見に船越も賛同するなど、審査は難航。“究極のありえない映像グランプリ”に輝くのは、果たしてどの映像なのか。

そして、番組では、ガンを宣告された妻とその夫を救った友人たちのサプライズ映像のその後を追跡したり、先天色覚異常と診断された男の子が通常の色覚を取り戻す瞬間の映像のその後を深堀りしたりと、撮影された映像の“その後”を徹底取材。思わぬ感動の物語が飛び出し、船越は「涙が止まらなかった。自分にとって当たり前のことがありがたいことなんだと改めて思えました」と感激する。

今回は、そんな船越から収録後のコメントも到着。以下に紹介する。

<船越英一郎 コメント>
――今日の収録について。

面白かったですね! すごく揺さぶられました。喜怒哀楽、人間の感情をすべて出し切ってクタクタです(笑)。

――“グランプリ”を選ぶ、審査過程について。

難しかったですね。感動作は甲乙つけがたいですし、ハラハラドキドキさせられる映像、人間の成せる技とは思えないようなすごい技を披露する映像、とにかく圧倒される映像がたくさんありました。それらの映像と腹を抱えて笑える映像などを全部同列で審査するのは難しかったです。なので、まず“グランプリ映像”のテーマを一つ決めました。1時間あっても足りないくらい、まだまだ審査をやっていたと思います。全部秀逸な映像でした。

――個性的な審査員をまとめる審査委員長として。

大変でしたね……というのは冗談ですけど(笑)、皆さん“自分がどうしても推したい”という理由を明確に持っていらっしゃったので助かりました。あと、どんなに個性豊かな人たちが集まっても、人の心を揺さぶるものというのは共通しているのだなと改めて今日思いました。キャスティングボードに挙げた映像がお互いに似ていたんです。みんなが良いというものが一緒だったことに驚きました。ご覧になってくださる方も同じように思ってくださるのか、あるいは、全然違うことを思われるのかも楽しみですね。

――見どころなど視聴者の方へメッセージ。

お正月なので大切な家族、恋人同士、テレビの前に集って、みんなでワイワイ言いながら見てほしいです。僕も子供の頃に家族みんなでテレビを見ては、いつまでもそれについて話して、家族団らんの時間がもてたという思い出が強く残っています。笑いあり、涙あり、ありとあらゆる感動映像もあれば、いろんなことを学べる映像もあるので、それについてご家族、あるいは大切な人と普段なかなかとることができないコミュニケーションをこの番組をきっかけにとっていただけたらうれしいですね。僕はこれがよかった、私はあれがよかった、グランプリは何だろうなんて……こうゆう時は本音で話せますからね(笑)。大切な人とのコミュニケーションのツールに使っていただきたいです。テレビがものすごくパーソナル化していて、スマホで見たりそれぞれの部屋にテレビがあったり、個人で番組を楽しむ時代ですが、この番組はぜひ大切な人と見てほしいです。テレビをみんなで楽しむ習慣をこの番組が取り戻してくれることを期待しています。

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