大東駿介、千原ジュニアと「近況を報告しあえるのが幸せ」『新・ミナミの帝王』最新作が1月に放送

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千原ジュニアが主演を務めるドラマ『新・ミナミの帝王』(カンテレ ※関西ローカル)のシリーズ最新作が2020年1月に放送決定。1月13日(月)の15時20分からはシリーズ第18作目「バイトテロの誘惑」、1月18日(土)の15時からは第19作目「失われた絆」が放送される。

このドラマは、原作・天王寺大の漫画「ミナミの帝王」を実写化した人気シリーズで、2010年に放送がスタート。来年2020年には10年目を迎えることになる。千原が演じるのは、どんな手を使っても借金を取り立てる大阪ミナミの金貸し・萬田銀次郎。「ミナミの鬼」と恐れられている銀次郎が、依頼人が借金せざるを得なくなった問題に切り込んでいく。

18作目となる「バイトテロの誘惑」は、昨今世間を賑わせた“バイトテロ”を背景に、銀次郎と、26年前の未解決事件の実行犯「髑髏の女」の孫を名乗る謎の女との対決が描かれる。19作目の「失われた絆」では、銀次郎とかつての弟分・テツ(波岡一喜)との間に横たわる悲しい確執が明らかになる。銀次郎の相棒・竜一(大東駿介)は、再出発を図るテツを応援するあまり、銀次郎と激しく衝突。ついに2人に決別のときが訪れようとしていた。

今回、10年目という節目を迎えるにあたり、千原は、「最初は1話で終わると思ってましたが、まさかこんなに続くとは感慨深いです」としみじみ。自身の出演しているバラエティを入れても、1、2を争う長寿番組だと語った。

また、竜一役の大東は、「僕も俳優歴15年くらいなので、その2/3をこの作品で過ごしてるというのは感慨深いです。当初はジュニアさんとの距離をどう縮められるかと思っていましたが、当たり前のように年に1回お会いできて、互いの近況を報告しあえることに幸せを感じます」と千原との仲が良好であることをアピール。さらに、千原と初めて対面したときに、千原がジョークで場を和ませたというエピソードを披露した。

シリーズでは、オレオレ詐欺や後妻業など、実際の経済事件を題材にした話も多く、印象深い回を聞かれた千原は、「やはり地面師がテーマの作品ですね。撮影している時は、まだあの地面師詐欺事件(2018年11月)が報道されてなかったですもんね」と、ドラマが現実を先取りしたことに驚いたと語った。

そして、大東は、「『新・ミナミの帝王』が今の社会の流れを反映していたり、むしろ先取りすることもあったりと、ドラマだからできるメッセージの発し方ってあるんじゃないかと思うようになりました。起きた事件にああだこうだとコメントするよりも、ドラマだからこそできる『心を刺激する何か』がある気がしています。今回の2つの話は、それがよくわかる作品だと思います」とメッセージを伝えた。

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