奥菜恵、女優人生初の不思議体験に体の震えが止まらない!?『悪魔の弁護人 御子柴礼司』

公開:

奥菜恵が、要潤主演のオトナの土ドラ『悪魔の弁護人 御子柴礼司 〜贖罪の奏鳴曲〜』(東海テレビ・フジテレビ系、毎週土曜23:40~)の第1話(12月7日放送)に出演。奥菜は、“夫殺しの主婦”の罪に問われている津田亜季子という難しい役どころで登場している。

本作は、勝つためなら手段を選ばない“悪魔の弁護人”御子柴礼司(みこしば れいじ)が、元少年Aという過去を背負いながら、罪の償いとは何かを問うヒューマン法廷ミステリー。第1話で御子柴(要)は、高額な報酬を得られそうもない主婦・亜季子(奥菜)による「世田谷の夫殺し」裁判に興味を持ち、担当弁護士から強引な手で奪い取ってまで弁護を担当。法廷で御子柴を敵視する次席検事・岬恭平(津田寛治)と対峙した。

そして、12月14日に放送される第2話では、いよいよ最終公判が始まる。亜季子が何かを隠していると感じた御子柴は、亜季子の過去を辿り、そのなかで衝撃の事実が明るみに出るという目の離せない「世田谷の夫殺し」の解決編だ。そんな“夫殺しの主婦”を演じる奥菜に、亜季子という役や法廷劇に挑むにあたっての意気込み、共演者についてなど今の思いを聞いてみた。

【約3年ぶりのドラマ撮影に「興奮しております!」】

――台本を読んだ感想は?

すごく難しい役どころですが、役者としてはすごくやりがいのある役ですね。約3年ぶりのドラマということもあって緊張感ももちろんあるんですけれども、それ以上に楽しみで楽しみでしょうがない気持ちの方が強くて、今回は特に。非常にワクワクというか興奮しております!

――亜季子という役について

視聴者的には悪女的に見えた方が良い部分と、それを隠して演じなきゃいけない部分もあるし、それですごく苦しくなっちゃうんですけれども(二転三転する本作だけに)すごく説明が難しいですね(笑)。

――役と実生活が重なる部分がありましたか?

実際も娘が2人いて(今回の津田姉妹と)年も似たような感じなので、それが重なったのかはわかりませんが、本読みの直前に初めて娘たち(美雪役・豊嶋花12歳、倫子役・本保佳音5歳)に会ったとき、「可愛い~!」って思ったのと同時に、母親としての気持ちが芽生えちゃったんです。私、本読みにはノープランで行ったんですが、直前にフラッシュバックみたいな感じになって。亜季子という役として、お風呂場で殺したシーンとか、娘たちのこととか、色んなことが自分にのしかかってきたようで、もう体の震えが止まらない! ってなって。それは緊張とかではないんですよ。娘たちを見ていたら、その事件当日の恐怖とか、亜季子が抱えてきた苦しみとか悲しみとか、娘たちに対しての愛情とか色んなものが溢れてきちゃって、摩訶不思議な経験をしたんですけど、今までそういう経験ないんでね。本読みって大体みんな座って(感情を)抑えて読んでるし。でもその経験があったからこそ私の中でも色々確認ができたこともあり、そこから撮影まで少し時間があったので色々(役として)膨らませることができました。

【ボケたがりの要に、撮影現場は笑いが絶えない⁉】

――主演の要潤さんについて。

15年位前にドラマで共演させていただいた以来なので、すごく久しぶりです。クールに見えてボケたがりというか、先程も撮影の合い間に大物俳優さんのモノマネをしていました。誰とかではなく、いわゆる“大物俳優の真似”という(設定で)。ドラマ自体が結構シリアスなシーンが多いので、あえて和ませようとしてくれているのか、地でそうなのか、そこまではわからないですけど(笑)。

――法廷シーンへの意気込みは?

あまり気負わず、ですね。とにかくその瞬間瞬間の勝負だと思っているので精一杯集中してやりたいと思います。

――視聴者へのメッセージをお願いします。

本当に展開が読めないというか、私も台本を読んでいて次がすごく気になっちゃって、その世界にバッと入ってしまうぐらい面白いし、御子柴を演じる要さんもすごくこの役にぴったりだし。まだベッキーさんとの掛け合いとか私はその撮影現場にないのでわからないですけど、すごく魅力的なキャストの方たちが揃っていると思うので、ぜひ1話から楽しんでもらえたら何よりです!

<第2話あらすじ(12月14日放送)>
洋子(ベッキー)は御子柴(要潤)がかつて凶悪犯罪を犯した元少年Aであることを知り動揺。親友で記者のあすみ(玄理)は「絶対に許せない」と御子柴を調べ始める。そんな中、御子柴は夫殺しの被告・亜季子(奥菜恵)が何かを隠していることに気付き、一路、亜季子の生家がある福岡に飛ぶ。一方、岬(津田寛治)は御子柴の狙いを図りかねていた。いよいよ始まる最終公判! そして、そこで明るみに出る衝撃の事実! 世田谷夫殺し裁判、堂々の解決編!

PICK UP