要潤、女優・ベッキーを称賛「役に真っ向から挑んでいた」『悪魔の弁護人 御子柴礼司 ~贖罪の奏鳴曲〜』

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オトナの土ドラ『悪魔の弁護人 御子柴礼司 〜贖罪の奏鳴曲〜』(東海テレビ・フジテレビ系、12月7日スタート、毎週土曜23:40~)の制作発表が3日、都内で行われ、出演する要潤ベッキー津田寛治が登壇した。

オトナの土ドラ第23弾となる本ドラマは、中山七里の傑作ミステリー「弁護士・御子柴礼司」シリーズ既刊4作を初めてドラマ化したもの。どんな依頼人でも必ず勝たせる悪魔の弁護人・御子柴礼司(要)と、御子柴法律事務所の事務員・日下部洋子(ベッキー)、御子柴と対立する検察官・岬恭平(津田)を軸にストーリーが展開するヒューマン法廷ミステリー。

要は「素晴らしい原作のもと、素晴らしいキャスト、スタッフの皆さんと自信をもって作り上げました」と本作の完成度に満足気。「撮影現場は和気あいあい。にぎやかに過ごす時間が多かったです。ONE TEAMでした」と流行語大賞の年間大賞に絡めて現場の雰囲気も紹介し、「僕も(演技だけでなく)レールを運んだり三脚を上げたり、フォーカスを合わせたり……。みんなが満足できる現場になればいいなって思いながらやっていました」と座長として現場を盛り上げることに力を入れたという。

弁護士役は初めてで「1日に撮ったページ数が30ページくらいあったんですけど、だいたいテレビドラマでは16ページくらいと言われているのを倍くらい撮ったのも初めて。チャレンジでしたけど、役者としてこれを乗り越えるとすごい武器を手に入れられるなと思いながらやっていました」と苦労しながらも意欲的に臨んだと明かした。

ベッキーは、地上波連続ドラマのレギュラー出演は6年ぶり。「純粋に嬉しくて。最近はぶっ飛んだ女性の役ばかりだったんですけど、久しぶりに大人しい女性の役。そういう点でもすごく勉強になりました」とコメント。続けて「要さんは役もご自身もクールなんですけど、今回、そんなクールな要さんが法廷シーンである時“無罪”を“むじゃい”って言っておられて……それがおかしくて。とっても可愛かったです」と要の“失敗”をにこやかに紹介する一幕も。要はそんなベッキーに「“女優ベッキー”はすごかった」と称賛。「僕だったらここまでできないって思うくらいでした。“役に入り込む時間をください”って言ったり、役に真っ向から挑んでいた。この役はベッキーで良かったと思いました」と、ベッキーの女優魂に感服した様子。

津田は「要君とは以前、アクション作品で共演。その時は100以上の殺陣を2人でやりましたが、今回は法廷ものでとてつもない法廷セリフをぶつけ合う感じでした。素晴らしかった記憶しかありません」と要との共演を楽しんだという。「何ページもある長台詞を抑揚をつけずに毎日のようにやっていて、触発されました。これに負けないくらいの検事にならなければいけないと思いました。勉強させてもらいました」と絶賛。「淡々とこなすその横顔が印象的でした。自分の俳優人生の中でも本当にいいものが見れたと思った」と役者としての要に感心しきりだった。

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