錦織圭、ラグビー日本代表リーチ・マイケルとの共演で刺激受ける「強さを学びたい」

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世界を舞台に活躍する日本人アスリートにスポットを当てる『The 世界力4』(東海テレビ・フジテレビ系、2020年1月4日、13:30~)の記者会見が11月30日、都内で行われ、ナビゲーターを務める俳優の大沢たかお、ゲストで、テニスの錦織圭選手、ラグビー日本代表のリーチ・マイケル選手が登壇した。

番組では今年、日本中を熱くさせた「ラグビーワールドカップ2019 日本大会」で、強豪国を相手に日本をベスト8に導いたマイケルと、錦織にスポットを当て、アスリートとしての肉体の転換点を迎える30歳前後のエースたちを取り上げる。

大沢は収録を終えると「日本中が注目する人と同じ場所に居れるのは貴重な機会」と感想を述べ、「錦織選手やリーチ・マイケル選手は自分自身と戦って、壁を乗り越え続けて一歩でも前に行こうって思っているところが共通している。そういう部分がすごく人間らしくて、こういう人が最終的に世界力のある人でもあるなって思った」と錦織、マイケルの印象を述べた。

マイケルは錦織との共演をとても楽しんだようで、「すごく楽しかったです。たくさんいい話も聞けた。錦織選手との共通点も再認識できた」と嬉しそうな表情。錦織もマイケルについて「第一印象はこの大きな体の厚み。試合も見に行きましたが、こうして会えてとても光栄です」と笑顔でコメントした。

錦織は「今日リーチさんの話の中で強い信念という言葉がいくつか出てきて、その話を聞いて自分も見習っていきたいなって思いました。その強さを学びたい。いろんな話を聞いてリーチさんはどんどん世界へ出ていける人だなって思いました」とマイケルの魅力を説明する。

また、来年への意気込みを問われた錦織は、肘の怪我のことについて触れ、「肘が治ってくれば、また自分を100%信頼して戦うことが可能です。完全な状態でまた強い自分になって、来年戻ってこれたら」と力強い発言。日の丸を背負って戦うことにも心境の変化があったといい、「前回のリオ(オリンピック)で気持ちの面でも変わった部分が大きかった」と述べると、「自分の戦いの中、どんなプレッシャーがあろうと自分が勝つためにというのを一番に考え戦っていたんですけど、前回から気持ちに変化があって、カッコ悪いかもしれないけど国のために戦うのをとても気持ちよく感じた。それもいいテニスのモチベーションだと思えた」とにっこり。「いろんな重圧はあるけど、成長しながら戦っているのかなって思います」と自己分析していた。

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