高岡早紀「最後はとても怖いはず」『リカ』最終話は手に汗握る恐怖の連続!

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高岡早紀が主演を務めるオトナの土ドラ『リカ』(東海テレビ・フジテレビ系、毎週土曜23:40~)の最終話が、11月30日に放送される。高岡、大谷亮平夏菜から見どころコメントが到着した。

同ドラマは、純愛を貫くがゆえに狂気と化してしまうリカの、愛情への渇望を描くサイコスリラー。第2回ホラーサスペンス大賞を受賞したベストセラー、五十嵐貴久の「リカ」シリーズの中から、「リハーサル」「リカ」の2冊を原作に、常軌を逸した女・リカが周囲を破滅に追い込んでいく戦慄のエピソードを2部構成でドラマ化。大谷はリカのターゲットとなる映画プロデューサーの本間隆雄を、夏菜は第1部、第2部を通じて出演し、リカに運命を狂わされる女性・金沢(丘留)千秋を演じている。

先週の第7話では、リカの本間が乗ったタクシーを追いかけて激走するシーンがインターネット上で「ターミネーターかよ!」「タクシーでも勝てる気がしない!」「時速何kmで走ってるんだ!」などと盛り上がりを見せた。最終話はいよいよリカと本間が直接対決。手に汗握る恐怖の連続となっている。以下、高岡、大谷、夏菜のコメント。

<高岡早紀 コメント>
私が今回大事にしていたのは、リカを演じることにより、“怖いドラマ”だけではなく、“人間ドラマ”として見ていただけたらという思いでした。リカは嫌われる人ではありますが、私はリカを怖い人として演じているつもりはなく、リカの素直な気持ちを演じることによって、結果、怖い人に繋がることになればと思っていました。第1部とは全然違うリカの人間らしさが第2部でも出せていますし、特に恋愛に関して、第2部のリカは自分で仕掛けたのではなく、相手に求められてから好きになった部分もありますので、少しかわいそうだったかもしれません。ただ、虐げられれば虐げられるほどリカの逆襲の凄みが出てきますので、おそらく最後はとても怖いはずです(笑)。最終話は、狂気のリカのゾッとするような怖さをエンターテインメントとして受け止めていただければ嬉しいと思います。

<大谷亮平 コメント>
第1部のラストとはまた全然違った恐ろしい場面や、たくさんの修羅場が展開されていきます。特にリカとの対決シーンは、自分を信じて勢いと感情のままに没頭することができました。最後にリカとどのように決着がつくのか? 見どころはそこに尽きます。最後まで怖がりながら、楽しく見ていただけたらと思います。

<夏菜 コメント>
回を重ねるにつれてどんどんリカが恐ろしくなっていきますし、皆さんが求めているホラースリラーみたいな要素が、この『リカ』という作品に詰まっていると思います。そんななか、私はリカの手下みたいな感じでチョロチョロやっています。最終話も見てはいけないものを見てしまったみたいなドキドキ感を楽しんでいただきたいと思いますし、絶対に裏切らないと思います。私は最終話での本間さんと千秋のやりとりは少し腑に落ちないんです。というように、今までも含めていろいろ突っ込みどころはあるとは思いますが、それはそれでひとつの『リカ』の世界観だと思って、楽しんでいただけたらと思っています。

<最終話あらすじ>
娘の亜矢(稲垣来泉)をリカに誘拐されたと確信している本間(大谷)は、刑事の菅原(藤岡正明)にリカ(高岡)の自宅を特定し捜査して欲しいと依頼する。だが、行方不明や事故の可能性もある以上、今すぐには難しいと言われ……。万策が尽きたかに見えたが、意を決した本間が捨て身の行動に出る。そして本間は文通アプリでリカと連絡を取り、リカは本間の家に向かうことに……。

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