阿部寛演じる桑野の主賓スピーチに視聴者感動の嵐「絆が見えて涙」『まだ結婚できない男』第8話

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阿部寛主演のドラマ『まだ結婚できない男』(カンテレ・フジテレビ系、毎週火曜21:00~)の第8話が11月26日に放送。インターネット上では、英治(塚本高史)の結婚式に渋々参加した桑野(阿部)の、不器用ながらも愛のこもったスピーチに感動の声が寄せられた(以下、ネタバレが含まれます)。

同ドラマは、2006年7月から9月にかけて放送された『結婚できない男』の続編。偏屈で独善的で皮肉屋……けれど、どこか憎めない独身の建築家・桑野が、さまざまな女性との出会いをきっかけに恋愛を意識し、結婚を真摯に考えるまでの日常をリアルに、そしてコミカルに描く。

第8話では、恩人である桑野に桜子(咲妃みゆ)との結婚を認めてもらった英治は、いよいよ式に向けて準備を始める。そんな中、桑野の姪のゆみ(平祐奈)がメイドカフェでバイトしていると知ったゆみの父親・中川良雄(尾美としのり)と母親・圭子(三浦理恵子)は、桑野を呼び出し、娘からバイトの理由を聞きだして、辞めさせるよう説得してほしいと頼む。渋々了承した桑野は、1人でメイドカフェに潜入。ゆみは叔父の突然の来店に驚くものの、事態を察し、メイドカフェでバイトをしていのは留学資金のためだと打ち明ける。

その後、周囲の後押しもあって、ようやく結婚式に出席することになった桑野に、英治は主賓スピーチをお願いする。桑野にスピーチさせたらロクなことにならないなどと周りは言うが、英治にとって桑野はある意味親以上の恩人。英治は周りが何と言おうと自分と桑野の間には“絆”があると信じていたが、スピーチに気が進まない桑野から2人の絆すらも否定するような発言をされ失望する。見かねたまどか(吉田羊)が仲裁役となりスピーチ原稿を書くが、その内容が気に入らない桑野は自分で原稿を書くことに。しかし、結婚式当日になっても原稿はできておらず、登壇直前にスピーチのメモを落としてしまうのだ。

そんな状態でいざ登壇。周囲が心配するなかスピーチが始まるが、桑野が自分の言葉で語った率直な思いに英治や桜子、まどかも涙する。前作の回想シーンも挟みつつ進む桑野の感動スピーチに、インターネット上では「あのスピーチは桑野と英治の15年が詰まってる。今回のドラマで2人の関係性を知る人が居ない。2人にしか分からない絆を視聴者は感じてる」「桑野さんのスピーチ泣けた! 英治くんとの見えない絆が見えて涙」「15年間一緒に仕事してきた桑野さんだからこそあのスピーチが言えるんだよ! 前シーズンの回想シーンは不意打ちすぎて泣いたね。そろそろ結婚できない男も終わりかー寂しくなるな」といった早くも最終回を惜しむ声も寄せられた。

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