高橋克典、ディーン演じる獅子雄の異母兄役で『シャーロック』出演「非常に重要で面白い役」

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高橋克典が、11月25日に放送されるディーン・フジオカ主演の月9ドラマ『シャーロック』(フジテレビ系、毎週月曜21:00~)の第8話に出演することがわかった。高橋は原作のマイクロフトに当たるキャラクターで、誉獅子雄(ディーン)の異母兄・誉万亀雄(ほまれ・まきお)を演じる。

同ドラマは、アーサー・コナン・ドイルによる世界一有名なミステリー小説「シャーロック・ホームズ」を原作としたミステリーエンターテインメント。原作の魅力はそのままに、舞台を“令和の東京”に移し、“シャーロック・ホームズ”にあたる獅子雄(ディーン)と、“ジョン・ワトソン”にあたる若宮潤一(岩田剛典三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE)が難事件に挑む姿を描く。ディーンと岩田のほか、佐々木蔵之介山田真歩ゆうたろうが出演している。

昨年放送されたフジテレビ系『モンテ・クリスト伯 -華麗なる復讐-』では、ディーン演じる柴門暖(さいもん・だん)を陥れて出世する、警視庁刑事部長・入間公平(いるま・こうへい)を演じた高橋が今作で演じるのは、獅子雄の異母兄でトップ官僚の誉万亀雄。獅子雄は、心中事件に関係があると思われるビジネススクールの情報を得るために万亀雄と接触する。お互いの性格を熟知する兄弟だが、万亀雄に対して獅子雄は妙に丁寧な口調で話す。そこがかえって万亀雄には慇懃無礼(いんぎんぶれい)に感じるようだ。そして万亀雄は、情報を渡す代わりに、“ある条件”を提示する。2人が密談するのは原作にも登場する“ディオゲネス”というクラブ。なぜこのタイミングで万亀雄は獅子雄の前に現れたのか? 万亀雄の腹に抱えた目的とは? 獅子雄と万亀雄の緊迫した関係性、そして絶妙なかけひきに注目が集まる。

<高橋克典 コメント>
――今回のお話がきたときの率直な感想。

うれしかったです。『モンテ・クリスト伯−華麗なる復讐−』の時にこのチームといい作品を作らせていただいたので。その後の『レ・ミゼラブル 終わりなき旅路』では、実はスケジュールの都合がつかなくて出演できず、残念な思いをしました。今回もスケジュール含めて難しいかなと思っていて、ディーンさんにもそんな連絡をしていたのですが、その2、3日後に出演の話が決まったので、本当にうれしかったです。演じる役も、残るはマイクロフトかモリアーティだと思っていましたので(笑)。

――台本を読んでの感想。

今回の8話のビジネススクールのお話もわかりやすく軽快に作りあげていらっしゃるなと思いました。放送もずっと見てきましたが、非常に面白くできあがっているのでは、と思います。

――誉万亀雄を演じるにあたって。

マイクロフトという役は『シャーロック』シリーズにおいて非常に重要で面白い役だと思います。でもあのイギリスの誇り高き感じは出せないので、自分なりに、常に上から目線で獅子雄という弟をちょっとバカにしてはいるけれども肉親として愛している。でも親密さは出さず、怪しい人物であることと、敵対関係であることを意識しました。神経質で切れ者というキャラクターも大事にしながら、セリフが速いシーンもありますが、視聴者の方にわかりやすく、という思いで演じました。

――撮影現場の雰囲気について。

途中からの参加ですから、このチームの作品の作り方になれることで初日は精一杯でした。永山耕三監督には信頼をおいていますので、いい形で作っていただけているのではないかと思います。

――ディーンとの共演について。

実は時々LINEでやりとりをしていまして。とても知的な青年で、チャーミングと言いますか……。エレガントな部分があって、あらためて共演していてやりやすい方だと思いました。

――視聴者へのメッセージ。

見事に『シャーロック』シリーズを日本版に焼き直している作品だと思います。この8話も本当にうまく作り上げているので、是非楽しんでいただけたらと思います。

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