加藤ローサ、モラハラ元夫に耐えるシングルマザー役を熱演!ネットでは「感情移入」の声も『地獄のガールフレンド』第1話

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島田加南を演じる加藤ローサ
島田加南を演じる加藤ローサ

加藤ローサが主演を務め、武田梨奈桜井ユキが出演するオリジナル連続ドラマ『地獄のガールフレンド』が、FODで配信中。第1話「共同生活のはじまり、はじまり」では、3人がシェアハウスで共同生活を始めるまでが描かれた。

このドラマは、「FEEL YOUNG」(祥伝社)に連載されていた鳥飼茜の同名漫画を原作に、性格も境遇も異なる女性3人の共同生活を通じて、女心を赤裸々に綴っていく共感度の高いデトックス同居物語。8年ぶりの出演作となる加藤は、バツイチシングルマザーでWEBライターの島田加南を、武田は独身でまじめOLの首藤悠里を、桜井は美人ジュエリーデザイナーの出口奈央を演じる。

第1話は、区役所の掲示板で「同居人募集(ただし女性限定)」の貼り紙を見た加南が、シェアハウスの面接を受けるところからスタート。加南は、同じく面接を受けに来た悠里と共に、家主の仕事のパートナーだという鹿谷(猪塚健太)に招き入れられ、シェアハウスの中へ。そこは、足の踏み場もないほど物が散乱した“ゴミ屋敷”だった。

家主の奈央は「お家賃を安くするんで、家のお掃除をしてくれる人」と、シェアハウス入居の条件を提示。そして、「それでよければよろしくお願いします」と、2人の素性を一切尋ねないまま、「友達になろうってわけじゃないんだから」と言い放つ。しかし、加南と悠里も「私も、そのほうがありがたいです」と同意。こうして、お互いに多少の自己紹介を済ませただけで、3人の同居生活が始まることになる。

今作で8年ぶりに女優復帰した加藤は、離婚したばかりのシングルマザーの加南を好演。特にシェアハウスの面接から戻り、元夫から執拗に責められるシーンでは、言いたいこと、反論したいことが山ほどあるにも関わらず、元夫(渋谷謙人)の勢いに言いよどんでしまう加南の性格を見事に表現している。

元夫は、加南が子供の保育園を変えなくて済むよう、決まっていたマンションへの引っ越しを取りやめたことに怒り心頭。さらに、養育費が高すぎると言い出し、2人で決めた金額を反故にしようとする。そして、「慰謝料だって、もらうのはむしろ俺なんじゃないの?」や、「離婚したとたんに経済弱者とか装っちゃうわけ?」などのモラハラ発言で、加南を追い詰めていく。

加南の脳裏に浮かぶのは、「結婚する前や子供を産む前のように、もう少し仕事に打ち込みたい」という加南の主張を「わがまま」と切って捨てた夫の姿。そして、相反するように、この日会ったばかりの奈央が発した、「お互い気を遣わず、立ち入らず、気楽に好きなことをしようよ」という言葉が胸に響くのだった。

インターネット上には「加南と悠里、はたから見える分には『この人ヤバイな。全然理解できない。』という印象なんだけど、秘めた心のうちは共感できる部分もあった」「加南さんの夫と悠里さんの友達が絶妙に嫌な奴で、すっかり二人に感情移入」「加南さんと悠里さんには共感する所多くて、わかるわかると思いながら見てました」などと登場人物の心情に共感するコメントが。全く関わりの無かった3人が、これからどんな共同生活を送るのか? 気になるストーリー展開はもちろん、出演者たちの熱演にも期待したい。

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