お笑いコンビのトム・ブラウン(布川ひろき、みちお)が、ディーン・フジオカ主演の月9ドラマ『シャーロック』(フジテレビ系、毎週月曜21:00~)の第3話(10月21日放送)に出演することがわかった。
同ドラマは、アーサー・コナン・ドイルによる世界一有名なミステリー小説「シャーロック・ホームズ」を原作としたミステリーエンターテインメント。原作の魅力はそのままに、舞台を“令和の東京”に移し、“シャーロック・ホームズ”にあたる獅子雄(ディーン)と、“ジョン・ワトソン”にあたる若宮潤一(岩田剛典/三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE )が難事件に挑む姿を描く。ディーンと岩田のほか、佐々木蔵之介や『あなたの番です』で話題となった山田真歩、モデルや俳優として活躍中のゆうたろうが出演する。
第3話では、捜査二課の敏腕刑事・市川利枝子(いちかわ・りえこ/伊藤歩)が登場。地面師詐欺事件を巡り、獅子雄と市川が推理バトルを繰り広げる。そんな緊張感漂うスリリングなエピソードで、布川とみちおは死体の第一発見者となる警備員を演じる。
トム・ブラウンは、著名人やアニメの登場キャラクターを合体させるという無秩序な設定と、「ダメ~!」のツッコミ文句を武器に今人気沸騰中のお笑いコンビ。昨年の『M-1グランプリ』では決勝進出を果たし全国にその名をとどろかせた。今年に入ってからもその勢いはとどまることを知らず、バラエティ番組に引っ張りだこのトム・ブラウンだが、ドラマ出演は今作が初めて。そんな2人は第3話冒頭に登場する。個性的かつ異色な空気感を放つトム・ブラウンがどんな演技を見せてくれるのか注目だ。
<布川ひろき コメント>
――オファーを受けたときの感想。
初のドラマ出演が月9! しかも、思いっきり見ている『シャーロック』なので長い髪が逆立つほどビックリしました! 自宅でデカイ顔をします!
――第3話の見どころについて。
獅子雄の名推理はもちろんのことですが、気合いを入れすぎて膝を擦りむいた僕たちのリアクションにも注目してご覧下さい!
――ディーン演じる“シャーロック”について。
少しの言葉や所作のズレを見逃さず、そこから巧みに解決していくところがかっこいい! そして、表情をほぼ崩さずズバズバ言い当てていくクールさがディーンさんに合うと思いました。僕らのネタは言葉、所作共にクールさゼロですので、いつか『シャーロック』のディーンさんのようなクールなネタをやりたいです。
――現場のエピソード。
セリフで“だなぁ~!”と語尾を伸ばして言ったところ、ドラマでは“な!”と止めるんだと教えていただきました! いつかドラマで漫才をする機会があれば、“ダメ~!”ではなく“ダメ!”と演技派ツッコミをみせたいと思います! というわけで、『シャーロック』第3話、絶対に見ないと……ダメ。
<みちお コメント>
――オファーを受けたときの感想。
いずれ俳優業でスターになる我々ですが、とても緊張いたしました。スタッフの皆様がとても優しくて幸せでした。
――第3話の見どころについて。
自分たちのシーンがどうなっているのか! 無事に名推理できるのか! そして、現場であいさつさせていただいた六平直政さん、伊藤歩さんが絡んできたら、一体どういうストーリーになるのか! いやー、楽しみですねぇ!
――ディーン演じる“シャーロック”について。
存在感! そこにいるという存在感! 日本語、英語等を混ぜてしゃべったりするのもなぜだか癖になってとてもかっこいいです。いずれ俳優業でスターになる我々ですが、ディーンさんにはしびれます。
――現場のエピソード。
いずれ俳優業でスターになる我々ですから、演技プランを考えていきまして、声をかなり渋くしてしゃべってたら、“肩の力抜こうか”と言われ、顔から火が出るかと思いました。というわけで、『シャーロック』第3話、絶対に見ないと……ダメ。
<第3話あらすじ>
渋谷の一等地にある空き家で、身元不明の高齢男性の死体が発見された。そこは5年前に巨額の地面師詐欺の舞台になった邸宅。事件後、詐欺被害にあった建設会社の社長がその邸宅内で自殺し、いわく付き物件として空き家のままになっていた。捜査一課の江藤礼二(佐々木)に捜査依頼を受けた誉獅子雄(ディーン)はその遺体があった場所を検分。すると、遺体の手元に3本の木の枝があることに気づく。江藤は壁にあるリースの枝が落ちただけだと言うが、獅子雄は枝の折れた断面が新しいことを指摘する。
その後、死体の身元が5年前の地面師詐欺グループの一人だったことが判明。その詐欺事件を担当していた捜査二課の市川利枝子(伊藤)も合流。そんな中、当時物件の営業担当だった古田和人(ふるた・かずと/岡田義徳)が、最近事件現場付近で目撃されたとの情報が持たらされ…。