桜井日奈子が二面性を持つ女子高生を演じて話題の『ヤヌスの鏡』地上波放送が決定

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FODで配信中の桜井日奈子が主演を務める連続ドラマ『ヤヌスの鏡』が、10月21日からフジテレビで毎週月曜24時55分から放送されることが決定。桜井は同作で二面性を持つ女子高生を演じている。

『ヤヌスの鏡』は1981年から1982年にかけて「週刊セブンティーン」にて連載された宮脇明子の人気漫画で、厳格な家庭に育つ優等生の小沢裕美(オザワ・ヒロミ)がある時、厳しい祖母に閉じ込められた納戸の中で鏡台を見つけたことをきっかけに、“ユミ”という全く別の人格を持った不良少女に変貌してしまう姿を描いた作品。1985年には杉浦幸を主演に迎え、フジテレビでドラマ化された。

その人気作が34年の時を経て、再びドラマ化。桜井が大人しい優等生・ヒロミと夜の繁華街に現れる不良少女・ユミという正反対の人格を演じ分ける。

また、ヒロミが通う高校の生徒会長・進東健一役を白洲迅、繁華街で出会ったユミに興味を持ち次第に恋心を抱く不良少年・堤達也役を塩野瑛久男劇団 青山表参道X)、ユミと敵対する不良グループのリーダー格・東涼子役を仁村紗和、ヒロミの同級生であり親友の阿部純役を森マリア、宝石店を経営する裕美の実父・甲本一成役を萩原聖人、ヒロミを厳しくしつける祖母・小沢貴子役を国生さゆりが務める。さらに、本ドラマのために書き下ろされた主題歌「花と毒薬」を桜井本人が担当。ナレーションは杉浦が務める。

2019年8月から配信開始した本作は、配信開始直後からFODのオリジナルドラマ再生数ランキングでも上位を獲得したことや、今回桜井が役者として新たにチャレンジした不良役の評判の良さ、杉浦が主演した前作に衝撃を受けたという視聴者から、現代版の『ヤヌスの鏡』を地上波で見たいなど、多くの声が寄せられたことから今回の地上波放送が決定した。

<あらすじ>
主人公・ヒロミ(桜井)は、厳格な家庭に育ち、幼い頃から祖母の貴子(国生)に厳しく教育されてきた。特に異性との交友については厳しく、交際などもってのほか。しかし、ヒロミも普通の女子高生と同様に恋をし、ひそかに生徒会長の進東(白洲)に憧れていた。

ある時、進東の存在が貴子に知られ、激怒した貴子は納戸にヒロミを閉じ込めてしまう。その納戸で見つけた古い鏡台の引き出しの中には、口紅や香水、さらに母・由起子の破れた写真が……。動揺したヒロミは誤って香水を床に落としてしまう。すると、幼いヒロミが鏡台に映った自分に話しかけている姿を見て、過去の記憶がフラッシュバックし、遂には気を失う。気がつくとヒロミは全く違う人格のユミに入れ替わっていて……。

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