阿部寛、ダンス苦手を告白も…「目標はインド映画」

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阿部寛主演の火9ドラマ『まだ結婚できない男』(カンテレ・フジテレビ系、10月8日スタート、毎週火曜21:00~※初回は15分拡大)の制作発表会見が27日、都内で行われ、阿部ほか、共演者の吉田羊深川麻衣塚本高史稲森いずみ、脚本の尾崎将也、プロデューサーの米田孝が登壇した。

同ドラマは、2006年7月から9月にかけて放送された『結婚できない男』の続編。偏屈で独善的で皮肉屋……けれど、どこか憎めない独身の建築家・桑野信介(阿部)が、さまざまな女性との出会いをきっかけに恋愛を意識し、結婚を真摯に考えるまでの日常をリアルに、そしてコミカルに描く。

阿部は登壇すると「13年ぶりというキャラクターは初めて。どういう感じになるかなと思っていたら、スタッフの方の協力や共演者の共演もあり、もう一度桑野信介 を楽しくやらせてもらっています」とあいさつ。吉田も「人気作品の続編ということでプレッシャーもあったんですけど、阿部さんたちが世界観をきちんと作ってくれていたので、わたしもすっと入っていくことができました」と述べ、「桑野さんがうんちくを語るシーンはすごいです。NG無しで阿部さんがやってしまうので圧巻です」と撮影の裏側を明かした。

塚本も「13年ぶりにまたやらせてもらえるということですけど、13年たったことが感じられないほどすんなりやらせてもらっています」と嬉しそうな表情。「完結しないで欲しい。まだまだやりたい。このドラマ離れができない」と本作がお気に入りだといい、阿部演じる桑野についても「阿部さんしかできない役。他の人がやったら憎まれると思います。阿部さんだからできている」と大絶賛。

深川も「休憩中の阿部さんを見ていると本当に桑野さんを見ているような気分です」と阿部演じる桑野がお気に入りのようす。稲森も「阿部さんとは3回目の共演。撮影現場では、やっぱり穏やかに黙々と役に対して挑んでいる。穏やかに頑張るという印象。今回は面白い部分にすごく、こだわっていらっしゃって、阿部さんがこんなにこだわっているからこそこんなに面白くなるんだなって思いました。自分の家から小道具持ってきたりしています」と撮影中の阿部の様子を紹介した。

同作のタイトルに絡めて「~できないこと」も話題に挙がったが、阿部は「実はダンスができない。憧れているんです」と意外な苦手分野を紹介。「20代の時にディスコでダンスを踊りながらナンパをする役があったんですけど、ダンスができなくて……」と過去の経験を振り返り、その後、ダンスを習いにいったことも告白。「自分の中で目標はインド映画に出ること。はやくなんとかしないと。あそこまでキレキレになるよう完成させないと」と話して共演者を笑わせていた。

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