「農家が稼げる世の中にしたい」食べチョク社長に密着『セブンルール』

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9月24日放送の『セブンルール』(カンテレ・フジテレビ系、毎週火曜23:00~)は、オーガニック野菜の直売サイト「食べチョク」を立ち上げた秋元里奈(28)に密着する。

同番組は、テレビに出ることはなかなかないけれど、様々な分野で、そのキャリアを輝かせている女性に密着する新感覚ドキュメント。出演者は青木崇高本谷有希子YOU若林正恭オードリー)。

オーガニック野菜をはじめ、生産者が品質にこだわった食材を消費者に直接届けることが出来る直売サイト「食べチョク」。生産者が自ら価格を決めて出品し、利用者は450を超える農家から選択することが出来る。このサービスを立ち上げ、現場を走り回る女性が、今回の主人公・秋元。

神奈川県相模原市の農家に生まれ、幼い頃から畑と野菜に囲まれて育った。大学卒業後は、大手IT企業ディー・エヌ・エーに入社し、農業とかけ離れた生活を送っていた。だが、ある時実家に帰省すると、廃業して荒れ果てた畑を目の当たりにした。「自分が好きだった畑がもうないんだと思った時、圧倒的な悲しさを感じた」。“農家が稼げる世の中にしたい”と思い始めた秋元は、入社4年目でディー・エヌ・エーを退職。前職で培ったITの力を使い、「食べチョク」を運営する会社を立ち上げた。

渋谷区の住宅街に建つ一軒家が、秋元の自宅兼オフィス。3年前にたった一人で始めた会社が、現在は社員数10人にまで増えた。昼夜を問わず、土日返上で仕事に打ち込み、農家を訪ねては栽培方法などに耳を傾ける。こうした取り組みが評価され、「Forbes JAPAN」による「世界を変える30歳未満の30人」の一人に選出された。「農家は儲からない」という周囲の言葉を打ち消すように、走り続ける秋元。「20代を捨ててでもやりたい」と、己の全てを農業に捧げる彼女の思いに迫る。

若くして起業し、やりたいことの為に突き進む秋元の姿を見た青木は、自らの若い頃と比べてしまい愕然とした表情を見せる。VTRの中で、秋元が以前、若林のファンだったと語る様子が映される。それを見た若林は、「昔のファンはどこに行ってしまったのか考えることがある」と話す。また、ファンからの「呼ばれ方」について、相方の春日俊彰は「春日さん」と呼ばれるが、自分は「○○」と呼ばれると話すと、スタジオメンバーは爆笑する。

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