9月27日(金)21時から『ニッポンの超絶技巧!直美&千鳥のこまったときのお直しさん』(フジテレビ系※バレーボール中継により変更の場合あり)が放送される。
渡辺直美と千鳥(ノブ、大悟)がMCを務める同番組は、壊れたり古くなったりした“大切なモノ”をスゴ腕職人がお直しするハートウォーミングなバラエティ。3人でMCをするのは初めてだが、直美のアメリカ行きについて、実は大悟も一役かっているのだという。私生活でも交流のある3人は、息ぴったりだ。この日はゲストとして、新木優子、IKKO、田中美佐子が登場する。
お直ししたモノとともによみがえる大切で懐かしい記憶や思い出たち。大切なモノを再びよみがえらせたいという願いをかなえるため、ニッポン全国のスゴ腕職人“お直しさん”が立ち上がる。今回のお直しラインナップは「廃車寸前!?昭和の電車」「デヴィ夫人の宝物……ワケあり写真と思い出の詰まったこま犬」「歩行もままならない程苦しい腰痛」「母から譲り受けた汚れたウエディングドレス」など。
放送を前に、3人にインタビュー。以下に紹介する。
ーー今回の番組で、印象的だったお直しはどれですか?
ノブ:腰痛が治ると知って、びっくりしました。もしヘルニアになっても、あの先生がいてくれると知って気が楽になりました。すごい人です。
直美:色あせた写真を元にもどす技術もすごかったけれど、やはりドレスを直した方ですね。色つきのドレスは大変と言っていたけれど。自分で薬品の液体を作って……。一品しかないから練習ができないじゃないですか、一発本番で洗うので、これで真っ白になっちゃったらどうするんだろう!? って。ドレスのお直しさんの“経験”と”努力”……というか、いろいろなものに挑戦してこれまでやってきたことが伝わってきました。自分もいつかドレスを直してもらいたい~。
ーー直美さんはNYで暮らされていますが、変わった事はありますか?
直美:今、まだ英語がしゃべれるわけではないのですが、毎日、英語の勉強を2時間やっています。なので、久々に日本に帰ってきた時には、片言の英語とかじゃなくて、最初に覚えた日本語である茨城のなまりが全部出てきちゃって。「なにしたんだっぺ」と、うっかり言っている自分に気がついたりします。
ノブ:このままいけば英語をしゃべれるようになるな。
直美:このままいけば、英語もしゃべれて、そして日本語も完璧にして……。どっちの言語もできるみたいな仕事を、将来やりたいですね。
ーー千鳥のお二人からみて、そんな直美さんをどのように思いますか?
ノブ:日本で全部やるのが普通という常識を、マジでこわしましたよね。尊敬します。
直美:このアメリカ行きを勧めてくれたのは、実は、大悟さんと又吉さんなんです。
ノブ:え、そんなかっこいいこと!?
大悟:あんま、言うなよ。
直美:去年の5月、今でも良く覚えていますが、ご飯に行かせてもらったとき、大悟さんと又吉さんに「なんで? 今後、アメリカ行かへんの」と聞かれて「いや、今、行く予定ないですね」と言ったら「え、なんでなん。お前は行った方がええで」と言ってくれて、そして「日本は俺らにまかせぇ!」と、言ってくれたんです(笑)。
ノブ:自分が日本の仕事、増やしたかっただけやないの(笑)。
ーー“お直し”をテーマにしたこの番組の見所をお願いします。
ノブ:直すというニッポンの「能力」のすばらしさに感動しました。直しの職人さんが、かっこいい。壊れた時と直す時、どちらにもドラマがある。そしてもちろん面白いけれど、感動する部分もあるので、みなさんに見て欲しいですね。
直美:壊れたものだけれど、取っておくっていう時があるじゃないですか。それをお直ししてもらった時に、思い出がよみがえり……。あと、この番組の一番の見所は、直したモノがしゃべるところです。“電車”がしゃべるとか、もうファンタジーです。“電車”が喋った時、それを聞いている方々の言葉も出ない姿。あれが、この番組の醍醐味ですかね(笑)。